何が違う?おしゃれな一軒家の間取りとは

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一歩足を踏み入れた瞬間、『この家はなんだかとてもおしゃれ!』と感じる家に出会ったことはありませんか?同じように家づくりをし、同じように予算をかけて建てられたにも関わらず、なんだかとってもおしゃれな一軒家。

そんな一軒家の間取りには、実はすぐに取り入れられる工夫がたくさん詰まっています。センスなど関係なく取り入れられる工夫を参考にして、理想の家づくりをスタートさせましょう!

 


コラムのポイント
・おしゃれな間取りだなと感じる家は、使う色の数を絞る、テイストを決める、家具とのバランスを想定する、という大きく3つのポイントをおさえた上で建てられています。

・おしゃれな家にはいくつもポイントやテクニックがありますが、おしゃれかどうかを判断する最も重要なポイントは、住み手のライフスタイルに合っているか、住み手の良さが活かされた家かどうか、ということです。自分たちの求める『おしゃれ』を形にする、素敵な家を実現しましょう!


 

− contents −
◼ おしゃれな間取りに欠かせない3つのポイント
・ポイント① 使う色の数を絞る
・ポイント② テイストを決める
・ポイント③ 家具とのバランスを想定する
◼ おしゃれな間取りにはテクニック満載!
・開放感のあるふき抜け
・広く高い天井
・圧迫感のないスケルトン階段
・視界が開ける大きな窓
・優しく照らす間接照明
・空間にメリハリを生むスキップフロア
・あえて異素材ミックスに
・キッチンのスタイルと配置
◼ 『らしさ』を活かしたおしゃれな家づくりを!

 

 

 

 

 

おしゃれな間取りに欠かせない3つのポイント

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おしゃれな間取りだな、と感じる家は、大きく3つのポイントをおさえた上で建てられています。

 

ポイント① 使う色の数を絞る

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センスの良さやおしゃれさは感覚的なもの、と思う人は多いのですが、実際は理論的な視点が加わっています。おしゃれな間取りにする場合、使う色の数を『ベースカラー』『メインカラー』『アクセントカラー』の3つに絞ることが大切です。

ベースカラー 家全体の70%・壁や天井など
メインカラー 家全体の25%・家具やカーテン、ソファーなど
アクセントカラー 家全体の5%・棚の天板やクッション、ラグなど

 

この3つに絞っておくことで、センスよく仕上げることができます。白、グレー、ブラックを選び落ち着いた雰囲気にしたり、ベージュ、ブラウン、オレンジを選び温かみのある雰囲気にしたり、つくりたい雰囲気に合わせて3色を選ぶと良いでしょう。

 

ポイント② テイストを決める

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家全体のテイストが定まっていれば、よりおしゃれな雰囲気にすることができます。

和風、モダン、洋風、アジアンテイスト、などテイストも様々です。どんなテイストが良いのかよく分からない場合は、たくさんの新築写真の中から特に気に入ったものを選び並べて俯瞰してみると良いでしょう。数ある中から選んだものは、雰囲気や色使いが似ており、テイストもわかってくるはずです。

テイストに合わせて、色を決めていくと良いでしょう。

 

ポイント③ 家具とのバランスを想定する

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家づくりに合わせて家具もすべて新調するのであれば、テイストに合わせて家具を選ぶことで統一感のあるインテリアにすることができます。しかし、現在使っている家具や思い入れのある家具をそのまま新居でも使用するのであれば、家具とのバランスも考えて間取りを決めていくことで、おしゃれな家に仕上げることができます。

家単体で見た時におしゃれであることはもちろん大切ですが、家具を搬入し、生活を営む状態が整った上でおしゃれであるかどうかはとても重要です。バランスの良さは、おしゃれに直結します。全体のバランスを考えながら、間取りを決めていきましょう。

 

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おしゃれな間取りにはテクニック満載!

おしゃれな家は3つのポイントをおさえた上でさらに、いくつものテクニックを散りばめています。いくつもある中でも特に、自分たちが惹かれるテクニックを取り入れていくことが大切です。

 

開放感のあるふき抜け

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2階まで繋がる吹き抜けは、気持ちの良い開放感が大きな魅力です。吹き抜けそのものがおしゃれなのはもちろんですが、吹き抜けに合わせてダウンライトが設置されていたり、窓の形がデザインされていたり、インパクトのあるオブジェやライトが吊り下げられていたり…と、吹き抜けに合わせてデザインが加わっていることで、よりおしゃれに感じることができます。

好みのデザインをチョイスすることで、より家主のこだわりが詰まった吹き抜けになるでしょう。

 

広く高い天井

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天井が広ければ、多少狭い部屋でも広々とした雰囲気を味わうことができます。天井を高くしておしゃれな照明を設置したり、高い天井にライトを当ててカフェにいるかのような空間にしたり、天井を活かしたおしゃれを楽しむことができます。

また、天井の色を明るくすることで気持ちも明るく、天井もより高く広く感じることができます。心理的なエッセンスが加えられていることも、おしゃれに欠かせないポイントでしょう。

 

圧迫感のないスケルトン階段

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踏み板と、踏み板を支える骨組みだけで構成されたスケルトン階段。太陽光を遮らない、視界が抜けて圧迫感がない、空気が循環しやすい、など多くのメリットがあります。

スケルトン階段によって室内に光が差し込みやすくなるため、光を感じる住まいになるだけでなく、光と影を利用して1日の流れをより感じられるようになります。昇り降りするだけでなく、明るさと暗さのバランスをとる役割も担うことで、スケルトン階段はよりおしゃれになるのです。

 

視界が開ける大きな窓

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外が広く見渡せる大きな窓は、室内を明るくするだけでなく風景を借景として楽しむこともできます。小さな窓をいくつも設置するよりも、大きな窓を思い切って設置する方がスタイリッシュにもなります。

開け閉めできないものの大きく設置できるFIX窓などを選ぶことで、より開放感を味わうことができます。外観に与える影響など、家全体の完成図を想定しながら選ぶことで周りの家との差別化にもなります。

 

優しく照らす間接照明

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おしゃれなお店には必ず!と言っていいほど採用されている、間接照明。間接照明は、ただ明るく照らすだけでなく、明るさにメリハリをつけたり、雰囲気を変えたりすることができるので、家づくりにも是非採用したいテクニックです。

雑貨や家具、壁にかけた絵など、注目して欲しい部分を照らすことでそこに目を向けさせる視覚効果がありますし、照らしたい場所以外は暗くすることで、見たくない部分をガードすることができます。予算もさほどかからないので、他のテクニックに比べると最も採用しやすいテクニックかもしれませんね。

 

空間にメリハリを生むスキップフロア

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ひとつの空間をいくつものフロアに分けることができるスキップフロアも、取り入れたいおしゃれテクニックです。壁でいくつもの部屋に仕切るのではなく、段差によって空間を仕切るため、一体感がありつつも異なる使い方を楽しむことができます。

スキップフロアの場合、使い方を事前に想定していないと統一感のない部屋になってしまいます。どんな使い方をするのか想定した上で間取りを考えておくことで、良さを最大限活かすことができます。

 

あえて異素材ミックスに

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テイストは統一しておかなければ一気におしゃれさが失われてしまいますが、素材はあえて様々なものを使用するのもおしゃれテクニックのひとつです。

同じ白でも、漆喰の白と壁紙の白、コンクリートのグレーとタイルのグレーとでは雰囲気が異なります。全体の統一感は保ちつつ、様々な素材を選ぶことでアクセントは生まれ、それが個性になります。無難な家だとつまらなく感じるかもしれませんが、適度にアクセントのある家はそれだけでおしゃれになるでしょう。

 

キッチンのスタイルと配置

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近年のおしゃれなキッチンといえばアイランドキッチンが主流ですが、ペニンシュラキッチンや壁付けキッチンでもおしゃれにすることはもちろん可能です。システムキッチン単体でおしゃれであることももちろん素敵ですが、ひとつの空間としてみた時に、主張しすぎず統一感があるかどうかがとても重要です。

間取りに合わせてキッチンタイプを選び、扉の色や照明、天板の素材などにこだわり、おしゃれに仕上げていくと良いでしょう。

 

この家の実例を詳しく見てみる

 

 

 

 

『らしさ』を活かしたおしゃれな家づくりを!

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おしゃれな家にはいくつもポイントやテクニックがありますが、おしゃれかどうかを判断する最も重要なポイントは、住み手のライフスタイルに合っているか、住み手の良さが活かされた家かどうか、ということです。

自分たちの求める『おしゃれ』を形にする、素敵な家を実現しましょう!

家づくりなんて初めてのことで、わからないことばかり…という方もご安心ください。クレバリーホーム東京は、ハウスメーカーとして様々な経験やデータを持っています。省エネルギーの家づくりに関する疑問は、クレバリーホーム東京にお問い合せください。数多くの実績をもとに、お客様一人ひとりに寄り添った家づくりをさせて頂きます。いつでもお気軽にお問い合わせください。

 

 

 

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監修者情報

高坂 昇

高坂 昇ou2株式会社 専務取締役 一級建築士

木造密集地域や防火地域において、木造ならではの施工性や設計の柔軟性、コストパフォーマンスを活かして木造耐火4階建て住宅(もくよん®)や、災害時の避難場所となる地下室や屋上を備えた災害住宅も提唱しています。

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