あの狭小住宅がおしゃれな3つの理由

alt=”東京おしゃれな狭小住宅”

パッと目をひく狭小住宅を見ると、『なんであの家はあんなにおしゃれなんだろう…?』と不思議に思いますよね。狭小住宅のようにコンパクトな家は、いかにバランスの良い外観や内装のデザイン、色使いにするかによっておしゃれに仕上がるかどうかが左右されます。

今回は、おしゃれな狭小住宅は何に気をつけて家づくりを進めているのか、そのポイントと実例も合わせてご紹介します。

 


コラムのポイント
・土地が狭い狭小住宅の場合、ポイントをおさえた上で家づくりを進めていかないと、バランスが悪くおしゃれとは程遠い家に仕上がってしまいます。建材や色使い、統一感などこだわって家づくりを進めていきましょう。
・ポイントを押さえて、狭さや圧迫感を感じさせないおしゃれな狭小住宅づくりを一緒に進めてまいりましょう!


 

− contents −

◼ 狭小住宅をおしゃれにする3つのポイント
・ポイント① 建材にこだわる
・ポイント② 色使いにこだわる
・ポイント③ 統一感を持たせる
◼ おしゃれな狭小住宅をチェック!
◼ おしゃれな家での暮らしを始めよう!

 

 

 

 

狭小住宅をおしゃれにする3つのポイント


alt=”東京おしゃれな狭小住宅”

街には様々な家が立ち並んでいますが、その中でもおしゃれなデザインのものは特に目を引きますよね。

土地が狭い狭小住宅の場合、ポイントをおさえた上で家づくりを進めていかないと、バランスが悪くおしゃれとは程遠い印象に仕上がってしまいかねません。納得いく家に仕上げるためにも、しっかりとポイントをおさえておきましょう。

 

ポイント① 建材にこだわる


家づくりに使う素材には、木材や漆喰、珪藻土、コンクリート、タイルなど様々なものがあります。

木材や漆喰、珪藻土などの天然素材は、温かみのある柔らかい雰囲気をつくり出すことができます。肌が弱い方やアレルギーがある方、化学物質が気になる方にとっては安心できる素材でしょう。

一方で、コンクリートやタイルは高級感があり、強く固くやや冷たい印象があります。特にタイルは、色あせしにくく耐久性もあるため、他の家とは一線を画すデザインに仕上げることができます。同じ色味や模様に見えても、よく見ると一つずつ表情が違うので、こだわって建てたい方にはぴったりの素材です。外壁に使う場合は、10年経っても剥離やひび割れが少なく、色落ちや劣化なども少ないため、綺麗な状態を長期間保つことができます。

 

同じ素材ばかりを使うのではなく、様々な素材をうまく組み合わせていくことで、見た目にもメリハリが生まれデザイン性の高いおしゃれな狭小住宅を建てることができます。

 

ポイント② 色使いにこだわる


おしゃれにするためには、どのような色使いにするかも重要です。家づくりを進めていく中でどんな色を選ぶのかは、メインカラー、アクセントカラー、ベースカラーの3つを選んだ上で決めていくと良いでしょう。

メインカラー

家全体の25%を占めるメインカラーは、最も主張したい色を選びます。暖かみのある雰囲気の家にする場合はオレンジやベージュ、シックな雰囲気にしたい場合はブラウンやグレーなどを選ぶと良いでしょう。

メインカラーに赤や黄色といった原色を選んでしまうと、主張が強すぎるためおしゃれに仕上げることが難しくなってしまいます。快適に暮らすことができるように、きつい印象にならない程度に好きな色、落ち着く色を選ぶのがお勧めです。

 

ベースカラー

家全体の70%を占めるベースカラーは、天井や床、壁といった最も広い部分に使うため、どんな色でも合わせやすい色を選びます。

白やグレー、薄い茶色はどんな色とも合わせやすく主張しすぎない色なので、広い面積に使いやすいでしょう。ブラウンよりも白、といったように明るい色を選ぶことで、部屋全体が広く見える上落ち着いた雰囲気にすることができます。家全体のバランスを左右するので、慎重に選びましょう。

 

アクセントカラー

家全体の5%を占めるアクセントカラーは、パッと目につく色を選びます。アクセントカラーが主役の役割を果たすだけでなく、他の色を引き立てる役割も担うので、メインカラーやベースカラーと反対の色を選ぶと良いでしょう。

柔らかい色や優しい色ばかりを使ってしまうと、家全体がぼんやりとした印象になってしまいます。しかしそこにアクセントカラーが加わることで、一気に締まった印象になります。メインカラーに使うには躊躇してしまうような色を選べば、他の家とはひと味違うその家らしさをつくり出すことができます。

 

ポイント③ 統一感を持たせる


おしゃれな家にするためには、どういったデザインにするのか、というコンセプトを明確にする必要があります。デザインの方向性が明確になっていることで、使う素材や選ぶ色が決まり、よりおしゃれに仕上げるための家具や家電選びができるのです。

いい素材やおしゃれと言われている色をただ選ぶだけでは、おしゃれな家を建てることはできません。家全体の統一感を考えながら、必要な選択を重ねていくことがおしゃれな家づくりにつながるのです。

 

 

 

 

おしゃれな狭小住宅をチェック!

alt=”東京おしゃれな狭小住宅”

【吹き抜けのある3階建て住宅】敷地17.96坪|延床25.69坪!
最大限に空間を活かしたボリュームのある建物

新宿区Y様邸 木造 3階建て
敷地面積:53.39㎡(17.96坪)
延べ床面積:84.93㎡(25.69坪)


2階から3階にかけて、こだわりの吹き抜けと鉄骨階段を設けられているこちらのお家。

alt=”東京おしゃれな狭小住宅”

縦の空間を有効に使いながら、広々とした開放的なダイニングキッチンを実現しています。天井にはトップライトを用いて、部屋全体に明るい光が届くように工夫をしています。

alt=”東京おしゃれな狭小住宅”

メインカラーにブラウン、ベースカラーにホワイト、アクセントカラーにブラックを選んでおり、家全体がとてもバランスの良い色使いになっています。

alt=”東京おしゃれな狭小住宅”

各空間でアクセントに使う色や素材が異なるため、それだけで一気におしゃれに。玄関にはタイルを貼り付けることで、色も素材もパッと目をひくアクセントに。洗面所にはブルーのタイルをチョイス。アクセントとしてどちらの空間にもタイルを選ぶことで、家全体の統一感が生まれます。

alt=”東京おしゃれな狭小住宅”

リビングには可愛らしい壁紙を。ちょっとしたスペースに遊びが生まれ、抜け感をも生み出しています。

 

【吹き抜けのある3階建て住宅】敷地17.96坪|延床25.69坪!最大限に空間を活かしたボリュームのある建物

 

 

 

alt=”東京おしゃれな狭小住宅”

【木造耐火の家】敷地17.33坪|延床34.35坪!
間口が狭くて奥行きがある縦長敷地に狭小3階建て

文京区T様邸
敷地面積:57.30㎡(17.33坪)
延床面積:113.57㎡(34.35坪)

奥行きがある縦長の敷地に建てられたため、採光に不安があったこちらのお家。そんな問題も、トップライトや床ギリギリのガラス窓を設置することで明るさを確保しています。また、リビング中央にあるスケルトン階段も、階段の壁を格子にすることで圧迫感なく仕上がっています。

alt=”東京おしゃれな狭小住宅”

メインカラーにホワイト、ベースカラーにブラウンをチョイスし、アクセントとして色を選ぶのではなく、オリエンタルな雰囲気の照明や棚などインパクトのある素材を選ぶことでメリハリをつけています。

alt=”東京おしゃれな狭小住宅”

alt=”東京おしゃれな狭小住宅”

キッチンの腰壁に擬岩のタイルを張ったり、おしゃれな照明を並べて設置したりと随所に贅沢な工夫がなされています。

 

【木造耐火の家】敷地17.33坪|延床34.35坪!間口が狭くて奥行きがある縦長敷地に狭小3階建て

 

 

 

 

おしゃれな家での暮らしを始めよう!


alt=”東京おしゃれな狭小住宅”

ポイントさえ押さえておけば、狭さや圧迫感を感じさせないおしゃれな狭小住宅を建てることができます。
実例を参考にしながら、おしゃれな家づくりを一緒に進めてまいりましょう!

家づくりなんて初めてのことで、わからないことばかり…という方もご安心ください。クレバリーホーム東京は、ハウスメーカーとして様々な経験やデータを持っています。省エネルギーの家づくりに関する疑問は、クレバリーホーム東京にお問い合せください。数多くの実績をもとに、お客様一人ひとりに寄り添った家づくりをさせて頂きます。いつでもお気軽にお問い合わせください。

 

 

 

LINEでお問い合わせ

監修者情報

高坂 昇

高坂 昇ou2株式会社 専務取締役 一級建築士

木造密集地域や防火地域において、木造ならではの施工性や設計の柔軟性、コストパフォーマンスを活かして木造耐火4階建て住宅(もくよん®)や、災害時の避難場所となる地下室や屋上を備えた災害住宅も提唱しています。

詳しいプロフィールはこちら