【注文住宅】よくある話…間取りの失敗ランキング
注文住宅を建てる楽しみといえば、間取りを考えることですよね。リビングの広さはこのくらいにして、収納の大きさはこのくらいにして…と自分たちだけの家が出来上がる行程は、かけがえのないものです。だからこそ、後で『失敗した…』と思いたくないですよね。
そこで今回は、家づくりを始める前に知っておきたい間取りの失敗例を、ランキング形式でご紹介します。失敗例を活かしながら、満足のいく家づくりを進めていきましょう!
コラムのポイント
・一度建てた家は、ほぼやり直しがききません。失敗しないためにも失敗例を参考にした上で家づくり計画を立てていきましょう。
・どのハウスメーカーに家づくりを依頼するかによって、間取りに対するアドバイスや家そのものの質、設計士のレベルなどが決まってきます。『この会社で家を建てたい!』というハウスメーカーを選んだ上で、家づくりを進めていくようにしましょう。
− table of contents −
◼ 『間取りの失敗』はなぜ起こる?
◼ 間取りの失敗ランキング
・① 各部屋の広さがまずかった…
・② 収納の大きさや場所が悪かった…
・③ 動線が良くなかった…
・④ トイレの音がうるさい…
・⑤ 日当たりが悪い…
・⑥ 匂いが広がりやすい…
・⑦ コンセントの場所が悪かった…
・⑧ 吹き抜けで2階が狭くなった…
・⑨ 冷暖房効率が悪い…
・⑩ 家具をうまく配置できない…
◼ 間取りの失敗を防ぐには…
◼ 『この会社に家づくりを任せたい!』
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『間取りの失敗』はなぜ起こる?
注文住宅の醍醐味はなんといっても、自分たちの好きな間取りにできることです。せっかく建てるのだから、とにかくこだわりを詰め込みたい!という方も多いでしょう。とはいえ、家づくりの段取りや間取りを考える際のポイントをよくわからない状態で、こだわりだけ伝えてもいい家を建てることはできません。
プロの意見にしっかりと耳を兼ね向けながら、自分たちの理想と現状をすり合わせ、丁寧に打ち合わせをしながら家づくりを進めていくことが失敗を避ける大きなポイントです。
間取りの失敗ランキング
それでは、間取りの失敗ランキング上位を占める『10の失敗ポイント』を見てみましょう。
① 各部屋の広さがまずかった…
リビングを広くするためにキッチンを狭くしすぎてしまった、まだ小さいのに広い子ども部屋をつくってしまった、など部屋の広さに対する失敗が多く挙がっています。
土地の広さによって、各部屋の広さは決まってきます。どの部屋を広くしたいのか、その分どの部屋なら狭くなっても大丈夫なのか、事前に考えておくことが大切です。
② 収納の大きさや場所が悪かった…
広めにつくったものの収納スペースが足りなかった、使う場所に合わせて収納をつくることを考えていなかった、など収納に関する後悔も後を絶ちません。
靴を履く玄関に靴箱があるように、用途に合わせて収納場所を決めていきましょう。また、どれだけ広い収納を準備していても、荷物が多すぎると収まりきらずに溢れかえってしまいます。新しい家に住み始める前に、本当に使うものだけを持っていけるように整理をしておきましょう。
③ 動線が良くなかった…
冷蔵庫から食材を取り出し、調理台で下ごしらえをしてコンロの火にかける…というように、作業をスムーズにできるように間取りを考えることが良い動線につながります。しかし、ここをしっかりと考えることなく間取りを決めてしまうと、使い勝手の悪い家になってしまいます。
キッチンとパントリーが離れており使い勝手が悪い、トイレと寝室が離れており暗闇だと危険、など、暮らしの中で自分たちがする動きにすり合わせて間取りを考えていくことが失敗しないポイントです。
④ トイレの音がうるさい…
寝室の真下がトイレになっており夜中の排水音がうるさい、客室にトイレが隣接しており用を足すのが恥ずかしい、などトイレの音に関することも、失敗例としてよく挙がります。
生活をするのは自分たちなので、快適に暮らせるように間取りを考えることが大切です。さらに、訪れる誰もが気兼ねなく使えるように配慮しておくと良いでしょう。
⑤ 日当たりが悪い…
北向きの玄関が日当たり悪く湿気がこもりやすい、隣家が近く太陽光が入りにくいので天窓や吹き抜けをつくっておけばよかった、など、日当たりの悪さに関する失敗も多く挙がっています。
太陽の光を浴びることで生成されるセロトニンは、心身を健やかに保つために重要です。1年を通して心地よい日差しが差し込むような間取りを考えるようにしましょう。
⑥ 匂いが広がりやすい…
吹き抜けをつくったことにより2階まで晩御飯の匂いが広がる、開放感のある間取りにしたため匂いの広がりが早い、などがあります。匂いが広がることで、ゆっくり眠れなかったりソファやカーテンに匂いが染みついたりしてしまい、結果家中に匂いが染みついてしまうことも。
換気をどうするのか考えておくだけで状況は変わるので、家全体の換気をどうするのか考えておくと良いでしょう。
⑦ コンセントの場所が悪かった…
扉を開けた裏側にコンセントをつくってしまった、テレビを置く場所や間接照明を置く場所など、必要な場所に合わせてコンセントをつくればよかった、など、毎日使うコンセントの場所に関する失敗も意外と多くあります。
コンセントの場所を失敗する原因として、自分たちはどんな生活をイメージするのかを描けていないという点が挙げられます。どこに家具を置くのか、どこで家電を使うのか、など生活のイメージを膨らませた上でコンセントの場所を決めていくと、大きな失敗を避けることができます。
⑧ 吹き抜けで2階が狭くなった…
おしゃれでデザイン性が高く、憧れる人も多い吹き抜け。大きな吹き抜けは素敵ですが、その分2階の部屋が狭くなります。予定していた部屋数がつくれなかったり、各部屋を少し狭くしなければならなかったり、など後悔する羽目に。
狭くなることを承知の上で満足のいく吹き抜けをつくるのか、天窓のようにスペースを取らないものでもいいのか、など折り合いをつけながら計画していきましょう。
⑨ 冷暖房効率が悪い…
オープンな間取りや吹き抜け、3階建て住宅などは冷暖房が効きにくく、思った以上に温まりにくい、冷房が効かない、などの失敗が起こります。また、季節や時間帯によってはさらに温度調整が難しいケースも。
オープンな間取りを意識しつつ、必要な時に仕切るようにする、シーリングファンをあらかじめ取り付けておく、など工夫しておきましょう。
⑩ 家具をうまく配置できない…
いざダイニングテーブルを置こうとしたらなんだか部屋が狭い、大きなソファを置くと窮屈に感じる、など部屋と家具のバランスが取れていないと、快適に過ごすことができなくなります。
せっかく建てた家がくつろげない事態だけは避けたいもの。間取りを考える段階で、家具のサイズも図面に描いておき、その上で計画を立てていくようにしましょう。空間における家具のバランスは、建築士や設計士といったプロの意見をしっかりと聞くことが大切です。
間取りの失敗を防ぐには…
家づくりは初めてのことですから、失敗はつきものです。それでも失敗を最低限に抑えるためにも、必要な事前準備をしておきましょう。
事前にシミュレーションしておく
家の中での暮らしや、家事をする上での動線などに正解はありません。自分たちが求める暮らし、こう在りたいという生活を実現させていくことがとても大切です。
そのためにも、自分たちの生活におけるルーティンや動線などは、事前にシミュレーションしておきましょう。そうすることで自分たちに合わせた間取りを考えることができる上、失敗を減らすことができます。
話し合いを重ねておく
人によって『どんな家にしたいか』は異なります。これだけは譲れないこと、予算に余裕があれば叶えたいこと、できれば設置したくないもの、など話をしてみるとたくさんあるので、家族間で話し合いを重ねておきましょう。
また、実際に家づくりが始まると、ハウスメーカー担当者とのすり合わせや方向性を一致させることも重要になってきます。失敗を招かないためにも、多少面倒でも話し合いは重ねておきましょう。
『この会社に家づくりを任せたい!』
一度建てた家は、ほぼやり直しがききません。失敗しないためにも、事前にしっかりと計画を練っておきましょう。
そしてどのハウスメーカーに家づくりを依頼するかによって、間取りに対するアドバイスや家そのものの質、設計士のレベルなどが決まってきます。『この会社で家を建てたい!』というハウスメーカーを選んだ上で、家づくりを進めていくようにしましょう。
家づくりなんて初めてのことで、わからないことばかり…という方もご安心ください。クレバリーホーム東京は、ハウスメーカーとして様々な経験やデータを持っています。省エネルギーの家づくりに関する疑問は、クレバリーホーム東京にお問い合せください。数多くの実績をもとに、お客様一人ひとりに寄り添った家づくりをさせて頂きます。いつでもお気軽にお問い合わせください。