【キッチン】ゴミ箱置き場も忘れずに!おしゃれで家事効率の良い間取りの考え方
どんなデザインにするのか、どのくらいの広さにするのか、夢中になってしまうキッチンの間取り決め。この時ついつい忘れてしまうのが、『ゴミ箱置き場』です。毎日使うキッチンだからこそ、使いやすい場所にゴミ箱を置いて使い勝手のいい空間をキープしたいですよね。
そこで今回は、キッチンの間取りを考える時に欠かせないゴミ箱置き場の決め方やゴミ箱の選び方などまとめてご紹介します。家づくりを終えて『ゴミ箱が置けない…!』と焦ってしまわないよう、これからの家づくりにぜひお役立てください。
コラムのポイント
・キッチンの間取りを考える時はゴミ箱の位置までしっかりと考えるようにしましょう。
・ゴミ箱の形や分別の多さを踏まえた上で、調理やインテリアの邪魔をしない場所にゴミ箱置き場をつくるようにしましょう。
・小さなストレスをため続けなくても済むように、ゴミ箱の場所やサイズなどしっかりと検討した上で、家づくりを進めていくことが大切です。
− contents −
間取りづくりに欠かせないキッチンのゴミ箱置き場
ゴミ箱の設置場所アイディア4選
【キッチン】おしゃれで便利なゴミ箱の選び方
造作で叶えるキッチンの間取りに合わせたゴミ箱置き場
使い勝手の良いゴミ箱置き場を!
間取りづくりに欠かせないキッチンのゴミ箱置き場
間取りやデザインなど、こだわりぬいてつくったキッチン。大切な新居のキッチンだからこそ、いざ使おうとした時に『ゴミ箱を置く場所がない…!』という後悔だけは避けたいですよね。デザインや考え抜いて決めた家電の配置などを台無しにしてしまわないよう、キッチンの間取りを考える時はゴミ箱の位置までしっかりと考えることが大切です。
参考記事:対面キッチンで後悔?キッチンの間取り設計のコツを紹介
ゴミ箱の設置場所アイディア4選
ゴミ箱を置く場所を決める時は、キッチンの間取りや家事動線などを考えながら決めていくと、使い勝手がよくなります。
アイディア① キッチンのシンク下に設置
多くのご家庭で採用されているのが、キッチンのシンク下への設置です。シンク下は元々、食材や調理器具の保管には向かない場所。だからこそ、ゴミ箱を置くにはぴったりです。扉を開け閉めするタイプのゴミ箱ではなく、引き出しタイプになっているゴミ箱を選ぶと良いでしょう。スペースを有効活用しながら、料理をしながらすぐにゴミが捨てられるのが魅力です。
また、シンク下に収納部分のないシステムキッチンを採用する場合は、キャスター付きのゴミ箱を選ぶと良いでしょう。デザイン性の高いゴミ箱を選び、使わない時は奥に押し込んでスッキリと収納しておけば見栄えの良さを保つことができます。
参考記事:広さは?理想のキッチンのつくり方|家づくりの間取りプラン
アイディア② 壁と家具の間に設置
シンク下とはいえ、調理グッズや食器類の収納に使いたい…という場合は、壁と家具の間にゴミ箱を設置するのもひとつのアイディアです。目隠しをするのは難しくなりますが、限られたスペースを有効に使いながらゴミ箱を設置することができます。
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システムキッチンのデザインや色、素材に合わせてゴミ箱のデザインや色を選ぶことで、統一感が生まれおしゃれなキッチンにすることができます。また、スペースにあまりゆとりがない場合は家具と一体になったゴミ箱もおすすめです。ゴミ箱の上部を作業スペースとして活用できます。
アイディア③ パントリーの中に設置
パントリーとは、キッチン内やキッチンに隣接した場所に設置した収納スペースのことです。本来は、食品や調理器具の保管として使われますが、ゴミ箱置き場としても使用することができます。キッチン周りのスペースを有効に使える上、目隠しにもなりますし、こまめにゴミを捨てるようにすれば臭いもそこまで気になりません。
パントリー内はちょっと…と抵抗があるかどうかは人によって異なるため、設置する時はしっかりと家族で話し合うようにしましょう。
参考記事:【新築】キッチンの間取り計画|おすすめオプションと収納をチェック!
アイディア④ キッチンの外に設置
キッチン内にゴミ箱スペースをつくるのは難しい、キッチンに長期間ゴミを保管したくない、という場合は、キッチンの外にゴミ箱を設置する方法もあります。キッチンの横に勝手口を設置しておけば、手軽に外に捨てにいくことができますし、ゴミの臭いに悩まされることもありません。東京のような限られた敷地をできる限り居住スペースとして利用するためには、外への設置はとても有効です。
ただ、寒い時期のゴミ捨てや猫やカラスの対策など、外に設置することによって考えなければならないこともいくつかあるため、事前に対策を講じておきましょう。
参考記事:やっておけばよかった…新築に住み始めてわかる10の後悔
【キッチン】おしゃれで便利なゴミ箱の選び方と実例
せっかく家を建てるのですから、インテリアに合わせたゴミ箱、使い勝手重視のゴミ箱、サイズ重視のゴミ箱など、新居に合わせた使いやすいゴミ箱を事前に選んでおきましょう。
ゴミ箱の形で選ぶ
シンク下にフィットする形、出しっぱなしにしていてもおしゃれな形、など使用する場所に合わせてゴミ箱の形は選ぶようにしましょう。
⒈ バケツ型
ブリキでできたレトロなバケツ型のゴミ箱は、レトロでおしゃれな雰囲気があります。インテリアと合わせてキッチンに置いておけば、ゴミ箱には見えないほどとてもおしゃれになります。
⒉ ペダル型
足元にあるペダルを踏めば蓋があくゴミ箱は、調理中などでふさがっている時でも使いやすいのがポイントです。丸や四角など様々な形があるので、置く場所に合わせて選ぶと良いでしょう。
⒊ プッシュ型
コンビニやフードコートにあるような、手で押すと扉が開きゴミを捨てられるゴミ箱は、手が塞がっていたり汚れていたりする時でも使いやすいのが魅力です。キッチンのシンク下以外であれば、手軽にゴミを捨てることができます。
分別の多さで選ぶ
生ゴミや缶、ビン、プラスチックなどキッチンは様々なタイプのゴミが出る場所です。そのため、ゴミを出す時の仕分けに手間をかけないように分別タイプのゴミ箱を選んでおくのもポイントです。分別タイプなら、ゴミ箱の中に仕切りが付いているためゴミ出しの手間が省けますし、あちこちにゴミ箱をおく必要がなくなるためスッキリとしたキッチンをキープすることができます。
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お住まいの地域のゴミ分別の方法、収集日などを事前に調べた上で、分別はいくつ必要なのか、いくつに分別できたら便利なのか、など調べた上で購入を検討しましょう。
ゴミの量で選ぶ
家族の人数やライフスタイルによって、家庭から排出されるゴミの量は異なります。いくらおしゃれで素敵なゴミ箱を選んでも、収集日までにゴミがパンパンになって溢れてしまっては困りものです。
・今の生活で日々どのくらいのゴミが出ているのか
・どのくらいのサイズのゴミ箱なら、ゴミが溢れることなく収集日を迎えることができるのか
・最低限どのくらいのサイズのゴミ箱が必要なのか
など、しっかりと検討した上で選ぶようにしましょう。
造作で叶えるキッチンの間取りに合わせたゴミ箱置き場
注文住宅を建てるのであれば、キッチンのデザインや間取りに合わせてゴミ箱置き場やゴミ箱をつくってもらうという方法もあります。サイズの合うゴミ箱を探す時間を省くことができるだけでなく、キッチンのサイズや雰囲気にぴったりなものを手に入れることができます。
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ゴミ箱とはいえ、大切に使えば5年10年と長い付き合いになるものです。調理の動線や家族の背の高さ、間取りとのバランス、ゴミの排出量に合わせて、家づくり同様こだわってつくるのがおすすめです。
使い勝手の良いゴミ箱置き場を!
計画性無くキッチンの間取りを決めてしまうと、後々ゴミ箱の場所で頭を悩まされてしまいます。小さなストレスをため続けなくても済むように、ゴミ箱の場所やサイズなどしっかりと検討した上で、家づくりを進めていきましょう。
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