知らないと後悔するかも…屋上のある家づくりのポイントと対策
目の前に街の風景が広がり、心地よい空気に包まれる屋上。家を建てるなら屋上のある家を!と憧れている方は少なくありません。しかし、せっかく屋上のある家を建てたにも関わらず、後悔をする方もいらっしゃるようです。
屋上のある家は、知ってさえいれば後悔せずにすむ事がたくさんあります。そこで今回は、屋上のある家の後悔ポイントや後悔しないために大切な事など、屋上のある家づくりを進めていく上で欠かせないポイントについてご紹介します。
コラムのポイント
・建ててからやり直すのは難しいもの。だからこそ、家づくりを始める前に後悔しないための準備をしておきましょう。
・せっかく憧れの屋上のある家を建てるなら、後悔はしたくないもの。だからこそ、事前に情報をしっかりと集めた上で、家づくりの計画を進めていくことが大切です。
・屋上のメリットデメリットを集め、自分たちが求める暮らしにフィットしているのか、屋上をつくることで新居での暮らしはより良いものになるのかどうか、などをしっかりと検討した上で、理想の注文住宅を建てましょう。
− contents −
◼ 屋上のある家、ここに後悔…
◼ 後悔しない屋上のある家づくりをするために
・メリットデメリットを把握しておく
・ライフスタイルを見直してみる
・得意なハウスメーカーに依頼する
・事前のシミュレーションをしておく
◼ 屋上のある家を後悔しないために…
屋上のある家、ここに後悔…
憧れだったにも関わらず、屋上のある家づくりをした方は何に後悔しているのでしょうか。
後悔① 意外と使わない
読書をしたい!ピクニックをしたい!家庭菜園をしたい!と最初は意気込んでいた屋上。建ててしばらく経つと、なかなか時間がつくれなかったり子どもも忙しくなったり…と想定していた以上に屋上を使うことがなくなり、ほとんど使わなくなってしまった…というケースがあります。
ほとんど使わないのにも関わらず、メンテナンスをしたり定期点検をしたりと費用はかかるため、つくらなければよかったと後悔するようです。家づくりをする時はワクワクしてたくさんの希望を詰め込みたくなりますが、本当に必要なのかを冷静に考えた上で決めていく事が大切です。
後悔② 洗濯を干すのが大変
青空の元、思い切り洗濯物を干したい!と思っていたものの、いざ使い始めると意外と大変に感じるようです。確かに、屋上で洗濯物をカラッと乾かすのは気持ち良いもの。ただ、屋上まで洗濯物を抱えて登り干す労力、乾いたものを取り入れる労力を考えると大変です。特に水分を含んだ洗濯物は重く足腰の負担にもなるでしょう。
こちらも、本当に屋上で干すのが最適なのか、広めにベランダをつくるのと費用対効果を比べた上で検討することが大切です。
後悔③ 屋根がなくて暑い
屋上をつくった場合、屋根を設置することができません。屋根は断熱や遮熱をする上で重要な役割を果たすため、屋根のない屋上は熱の影響をしっかりと受けてしまいます。特に夏場の影響は顕著でしょう。暑さで空調をフル稼働させていると、光熱費もかかります。
天井部分に断熱材をたっぷりと使うこと、屋上に緑を増やし温度上昇を防ぐ、など対策をしておくと、ある程度の暑さは防ぐことができます。
後悔④ 掃除やメンテナンスの手間
屋上を綺麗な状態で使い続けるためには、定期的なメンテナンスとそれに伴う費用がかかります。普段はあまり感じないかもしれませんが、台風が過ぎた後やゲリラ豪雨の後などは特に掃除やメンテナンスが大変です。ゴミや葉っぱで排水管が詰まっていないか、雨水で雨樋が溢れていないか、排水管が傷ついていないか、など確認する箇所がたくさんあるため、負担に感じるかもしれません。放っておいてしまうと後々大変なことにもなります。
掃除はメンテナンス箇所は屋上だけでなく、家の中ももちろんたくさんあります。そこまで手が回らない、こまめにお手入れできない、というのであれば、本当に屋上をつくるのかどうか考え直した方が良さそうです。
後悔⑤ 周りの視線が痛い
せっかく屋上をつくってのんびりと過ごそうと思っても、周りに大きな建物があったり、ご近所さんにも屋上があったりすると、ゆっくりとくつろぐ時間をつくるのは難しくなります。何をしているのかが丸見えになるだけでなく、洗濯物から家族構成もわかり、普段どんな暮らしをしているのかまでわかってしまいます。
植物を植えたり、柵をつくったり、周りからの視線を遮る工夫が必要です。日除けシェードもある程度目隠しになるため、設置しておくのも良いでしょう。
後悔しない屋上のある家づくりをするために
▶︎オープンな鉄骨階段、吹抜けなど光を多く取り入れた素敵なお住まい
建ててからやり直すのは難しいもの。だからこそ、家づくりを始める前に後悔しないための準備をしておきましょう。
メリットデメリットを把握しておく
何事もメリットがあればデメリットがあります。屋上も、家の中以外に家族で過ごすスペースが手に入る、気分転換ができる、などのメリットがあれば行き来やメンテナンスが大変といったデメリットがあります。良さそうだから…となんとなくで家づくりを進めていくのではなく、メリットとデメリットをしっかりと把握した上で、本当に必要なのかどうかを検討する事が大切です。
ライフスタイルを見直してみる
子どもと一緒に屋上で遊びたい、のんびり過ごしたい、という想いがあっても、その子どもがすでに小学校高学年や中学生といった年齢だとその時間は短くなります。屋上で夫婦の時間を楽しみたい、という想いがあっても、お互いが仕事で忙しいとなかなかその時間をつくることは難しくなります。
家を建てた後の10年20年を考えてみて、理想とするライフスタイルに屋上という存在がフィットしているのか改めて考えておくことが大切です。
得意なハウスメーカーに依頼する
屋上はどのハウスメーカーでもつくれるというわけではなく、得意不得意があります。屋上をつくるのであれば、屋上づくりの実績が多いハウスメーカーに依頼するようにしましょう。実際につくった屋上の写真や、建築時の話はとても参考になりますし、大きな失敗をすることもありません。
屋上に適した設計、提案、アフターフォローをしてくれるかどうか、無料相談などでチェックしてみるとよいでしょう。
事前のシミュレーションをしておく
屋上をつくるとどんな生活になるのか、どのくらいの頻度で使用するのか、メンテナンスやお手入れにはどのくらいの時間をかけることができるのか、など屋上がある想定で暮らしのシミュレーションをしておきましょう。実際に使っている光景がしっかりとイメージできていれば、建てた後で後悔することも少なくなります。
実際に屋上のある家を建てた人の話を聞いたり、カタログを取り寄せたりして、より具体的にシミュレーションする事が大切です。
▶︎【ホームエレベーター付き住宅】光あふれるリビングが魅力な3階建て
屋上のある家を後悔しないために…
せっかく憧れの屋上のある家を建てるなら、後悔はしたくないもの。だからこそ、事前に情報をしっかりと集めた上で、家づくりの計画を進めていくことが大切です。
屋上のメリットデメリットを集め、自分たちが求める暮らしにフィットしているのか、屋上をつくることで新居での暮らしはより良いものになるのかどうか、などをしっかりと検討した上で、理想の注文住宅を建てましょう!
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