【墨田区・新築戸建て】防火地域で叶える木造の家

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木造住宅を建てたいけれど、家を建てたい場所が防火地域に当てはまるため難しい…。そんな時、『木造耐火住宅』なら防火地域でも木造住宅を建てることが可能です。鉄筋やRC住宅よりも予算を抑えることができて、自身にも強い木造耐火住宅。これからの家づくりに採用したい、木造耐火住宅の魅力についてご紹介します。

 


コラムのポイント
・東京は商業施設や住宅が密集しており、防火地域が多くなっています。特に墨田区は、区内のほとんどが『防火地域』や『準防火地域』に指定されており、通常の木造住宅を建てるのが難しくなっています。しかし、木造耐火住宅であれば、防火地域にも木造の家を建てることができます。
・せっかくの家づくりですので、木造耐火住宅という選択で木造住宅を建てたいという理想を現実にしていきましょう。


 

− table of contents −

◼ 木造住宅を建てたい!けれど…
・防火地域は木造住宅を建てられない?
・耐火建築物とは
◼ 木造耐火住宅で『木造の家』を叶える!
◼ 【墨田区】木造耐火住宅の建築実例
◼ 木造住宅を諦めない!

 

 

 

 

木造住宅を建てたい!けれど…


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木造住宅は、デザインの縛りが少ないため好みのものを自由に選ぶことができます。また、天然の木の香りに包まれながら、快適な生活を送ることができます。断熱性や調湿性に優れ、夏は涼しく冬は暖かく過ごせることに魅力を感じている方もいらっしゃるでしょう。

東京という賑やかな場所に家を建てる以上、せめて家だけは自然素材に囲まれた、豊かな落ち着きのある空間に仕上げたいもの。しかし、場所によっては木造住宅を建てること自体が難しいケースがあります。

 

防火地域は木造住宅を建てられない?


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防火地域とは、市街地を火災の危険から守るために都市計画法第9条20項で定められたものです。

駅の周辺や商業施設が立ち並ぶ場所、人通りや交通量の多い市街地などが、防火地域に指定されています。他にも、緊急車両が通行できるように幹線道路沿いも指定されています。指定された防火地域を取り囲むように、準防火地域が指定され、されに防火規制区域も指定されています。

東京のように建物が密集している場合、いつ火災が起こったとしても燃え広がらないようにあらかじめ整備しておく必要があるため、このような防火地域が指定されています。

そして、防火地域に指定されている場所に家を建てる場合、火災が起こったとしても燃え広がらない、倒壊や変形をしない造りであり、以下の建築条件を満たす必要があります。

・耐火構造になっている
・延焼の恐れのある窓や換気扇、玄関などは防火設備が備わっている
・延面積が100㎡を超える建築物は、耐火建築物としなければならない
・3階建て以上の建物は、耐火建築物としなければならない

この条件だけを見ると、木造住宅は建てられないのでは、と心配になるかもしれません。しかし、木造でも耐火建築物であれば防火地域でも建築可能とされています。

 

 

耐火建築物とは


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耐火建築物とは、建物の主要な構造に耐火性能のある材質が使用されている建物のこと、と建築基準法で定められています。鉄骨やRC造、レンガ造などがこれにあたり、火災が起こった際、避難するまでに倒壊しないや損傷しないことが条件になっています。

もちろん、木造も耐火建築物にすることは可能です。鉄骨などで軸をつくり、その周りを木で覆うことにより、鉄骨やRC造、レンガ造に匹敵する丈夫な木造にすることができるのです。

 

 

 

 

 

 

木造耐火住宅で『木造の家』を叶える!


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東京は商業施設や住宅が密集しており、防火地域が多くなっています。特に墨田区は、区内のほとんどが『防火地域』や『準防火地域』に指定されており、通常の木造住宅を建てるのが難しくなっています。しかし、木造耐火住宅であれば、防火地域にも木造の家を建てることができます。

木造耐火住宅は高度な設計や建築スキルが必要とされており、どこのハウスメーカーでも建てられるというわけではありません。この高度な技術と設計の高い自由度を可能にしたのが、クレバリーの木造耐火住宅です。

 

 

火に強い木造住宅が実現


構造や資材そのものの強さは、自社で謳っているのではなく『社団法人日本木造住宅産業協会』によって認められています。ここでは厳しい基準が設けられ、その中で判断されているため、自他ともに認める安心安全な木造耐火住宅を建てることができます。

 

低予算で高性能を実現


木造耐火住宅は、強さや性能は同等なのにも関わらず、鉄骨やRCよりも20%ほど予算を抑えて建てることができます。コストは抑えつつ、性能は高いまま、という家づくりには欠かせない好条件です。

 

地震にも強い安定感


地震大国日本では、いつ大きな地震が起こってもおかしくありません。住宅には、どんな自然災害からも家族の暮らしと命を守る役割があります。木造耐火住宅は耐震性に優れており、地震による破損や破壊から建物を守ります。

 

 

 

 

【墨田区】木造耐火住宅の建築実例


実際に建てられた、木造耐火住宅をご紹介します。

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【防火地域の木造3階建て住宅】
敷地13.41坪|延床26.67坪!建物の間口2m62cm!
奥様ご希望の対面式キッチンも実現

墨田区T 様邸 /
敷地面積:44.36㎡(13.41坪)
延床面積:88.16㎡(26.67坪)

 

ご実家の近くで売りに出された防火地域に当たる土地を購入したT様は、土地を購入した不動産業者からは鉄骨住宅を紹介されていました。しかし鉄骨住宅の場合、柱の太さが影響して理想通りの間取りプランを考えることができません。また、鉄骨にすると予算がかなりオーバーしてしまいます。

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こうして悩んでいる時に、出会ったのがクレバリーホームの木造耐火住宅です。木造なら、鉄骨のような太い柱になることもなく、予算も抑えることができる。このような理由から、木造耐火住宅での家づくりをスタートされました。

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こちらの家づくり、最大の難関は間口が3m65cmと限られていることです。間口とは、土地が道路に面している部分のことで、前例がないほど狭い間口での家づくり計画となりました。

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敷地内に自転車置き場を造ることができなかったので、玄関土間を広く取り、自転車を置けるように設計しました。細長い形の住宅なので、随所に収納スペースを設置することで、無駄なスペースが生まれないように工夫しています。

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奥様は対面式キッチンを希望されていました。しかし、間口の問題で対面式キッチンを設置することは難しく、断念せざるをえない状況に。しかし、二の字型のシンクとコンロがセパレートされたタイプを採用することで、対面式キッチンが可能になりました。これでご家族の様子を見守りながら、料理を作ることができますね。

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間口が狭くても、工夫次第で開放感のある家を建てることは可能です。木造耐火住宅にすることで、木の暖かさと開放感が共存した空間が手に入るのです。

 

 

【防火地域の木造3階建て住宅】敷地13.41坪|延床26.67坪!建物の間口2m62cm!奥様ご希望の対面式キッチンも実現

 

 

 

 

 

木造住宅を諦めない!


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防火地域でも、木造住宅を建てることは可能です。せっかくの家づくりですから、木造住宅を建てたいという理想は諦めずに、木造耐火住宅という選択をしてみませんか。

 

家づくりなんて初めてのことで、わからないことばかり…という方もご安心ください。クレバリーホームは、ハウスメーカーとして様々な経験やデータを持っています。注文住宅の家づくりに関する疑問は、クレバリーホームにお問い合せください。数多くの実績をもとに、お客様一人ひとりに寄り添った家づくりをさせて頂きます。いつでもお気軽にお問い合わせください。

 

 

 

 

 

 

監修者情報

高坂 昇

高坂 昇ou2株式会社 専務取締役 一級建築士

リフォームと新築の両方の専門チームを持つ当社の強みを活かして、お客様のあらゆるご要望にお応えします。また、弊社では特に地下室への取り組みを強化しております。地下室に関するご質問、ご相談等ございましたらお気軽にご相談ください。

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