屋上付き住宅を建てた人が後悔する理由

屋上付き住宅を建てた人が後悔する理由

憧れや夢を実現するために造ったはずの屋上。何に使うか、何をして過ごすか、思い描いていたものの、『造るんじゃなかった…。』と後悔する声もちらほら聞かれます。屋上付きの住宅を建てた人は、一体どんなことに後悔しているのでしょうか。
今回は、屋上付き住宅を建てた人が後悔する理由と、後悔しないために知っておきたいポイントをまとめました。

 


コラムのポイント
・屋上付き住宅には、家族の憩いスペースがある、洗濯物がよく乾く、都会の喧騒を離れて緑豊かな屋上庭園で過ごすことができる、といった様々な魅力があります。
・『後悔した…』という声が上がる理由として、メンテナンス費用がかかる、プライバシーの確保が難しい、室温が上昇しやすくなる、などが挙げられます。
・建ててから後悔しないためにも、屋上付き住宅の特性やメリットデメリットはしっかりと把握した上で、家づくりの計画を立てていきましょう。


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− contents −

◼ 魅力はたくさんある『屋上付き住宅』
  ・家族の憩いスペース
  ・広がる景観を楽しめる
  ・洗濯物がよく乾く
  ・快適な屋上庭園に
◼ 魅力あるとはいえ…多くの人が屋上付き住宅に後悔する理由
  ・後悔① メンテナンス費用がかかる
  ・後悔② プライバシーの確保が難しい
  ・後悔③ 雨漏りと隣り合わせ
  ・後悔④ 部屋が暑くなる
◼ 経験値の高いハウスメーカーに依頼を!

 

 

 

 

魅力はたくさんある『屋上付き住宅』


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後悔した、という声は聞くものの、本来屋上付き住宅にはたくさんの魅力が詰まっています。
屋上に登れば、柔らかい風を感じながら遠くに広がる景色を楽しむことができます。広がったスペースでは食事をしたりゆっくりとお茶を飲んだり、ペットがのびのびと走り回ったり、と思い思いに過ごすことができます。

家族の憩いスペース

東京のような敷地面積が限られた場所では、広い庭付きの家を建てることは難しくなります。しかし屋上があれば、家族で過ごすスペースを確保し、各々自由に過ごすことができます。
庭がないから無理…と諦めていたガーデニングも、屋上があれば楽しむことができます。アスファルトに囲まれた東京も、自宅で土いじりをする時間を楽しむことができますし、土を触ることで五感が刺激され、ストレス解消やリラックス効果につながります。土に含まれるバクテリアには日々の疲れを癒しモチベーションを上げる効果もあります。

広がる景観を楽しめる

屋上に上がれば周りに景色が広がります。お住まいによっては、緑あふれる公園が見えたり、東京タワーやスカイツリーが見えたり、美しい夜景が見えたりするでしょう。
仕事に疲れた時、子育てに疲れてちょっと一人の時間が欲しい時、青空のもと家族でお弁当を食べたい時など、大空のもと景色を楽しみながら屋上で過ごすことができます。

洗濯物がよく乾く

ベランダや室内とは異なり、屋上は日当たりや風通しが良いので洗濯物がよく乾きます。周りに遮るものがないので、カラッと気持ちよく洗濯物を乾かすことができるでしょう。洗濯物が多い時でも、大きな布団やシーツを干す時でも、広々と乾かすことができます。
室内で使うラグマットや座布団なども、天気のいい日にすっきりと干せば、匂いや湿気、ダニ防止になります。

快適な屋上庭園に

様々な植物や花を植えて屋上庭園にすれば、緑を通じて心の安らぎや豊かさを感じることができます。緑という色には元々刺激が少なく、心身のバランスを整えてリラックスさせる効果があります。屋上庭園を造って植物を自分たちで世話をすることで、道徳観や美的感覚を養う情操教育にもなるため、お子様が小さいご家庭にとっては最適な教育環境になります。

 

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魅力あるとはいえ…多くの人が屋上付き住宅に後悔する理由 


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いいところがたくさんある屋上付き住宅ですが、『後悔した…』という声が聞かれるのには次のような理由があります。

後悔① メンテナンス費用がかかる

屋上を設置した場合、定期的なメンテナンスが必要になります。防水処理や手すりのチェック、床面のひび割れなどのチェックが必要なので、毎年固定費がかかります。
また、配水管が葉っぱやゴミで詰まらないようにこまめな掃除も必要です。特に台風の後などはいつもよりも葉っぱやゴミが溜まりやすく、放っておくと大変なことになってしまいます。こまめなお手入れが得意ではない…という人は、屋上の設置を考え直した方が良いのかもしれません。

後悔② プライバシーの確保が難しい

周りに大きなビルや建物があったり、ご近所にも屋上のある家があったりした場合、プライバシーの確保ができない可能性があります。大きな建物からは屋上の様子が丸見えになってしまい、洗濯物を干していると家族構成や生活の様子がすぐにわかってしまいます。
近隣の建物やご近所の様子も見ながら屋上を造らないと、プライバシーの確保は難しくなります。植物を植えたり柵を造ったりして、うまく目隠しをしましょう。

後悔③ 雨漏りと隣り合わせ

屋上は、常に雨風にさらされています。屋根がない分、しっかりと防水工事を行い、雨漏りを起こさないように気をつける必要があります。防水シートを二重に貼る、紫外線に強い防水シートを使用する、などの工事を行い、屋内に水が浸入しないようにしましょう。屋根の葺き替えや塗り替えがない分、家の劣化を防ぐ対策が必要です。

後悔④ 部屋が暑くなる

屋上を設置すると、屋根を造ることができません。この場合、屋上の断熱対策や遮熱対策が甘いと、夏場は室温が上昇してしまい暑苦しさに悩まされます。直射日光が当たっている時のコンクリート面の温度は60℃以上にもなり、ダイレクトに室内に伝わることを思えば後悔もするでしょう。
屋上を緑化して、土や緑を利用して温度上昇を防ぐ、建築時の断熱対策や遮熱対策をしっかりとしておく、といった対策が必要です。

 

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経験値の高いハウスメーカーに依頼を!


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屋上のある家は、どのハウスメーカーや工務店でも建てられるわけではありません。屋上という特性を理解した上で最適な設計ができて、実績もある会社に依頼しなければ、後悔に繋がります。
情報収集を怠ったり資金を削ったりして、あまり実績のないハウスメーカーで建ててしまうのではなく、慎重に選ぶようにしましょう。

クレバリーホーム東京は、屋根をつくる費用とほぼ同じ費用で、屋上をつくることができます。さらに、予算をプラスすることでコテージガーデンや屋上ジェットバスもつくることができます。夢のような遠い話だと思っていた屋上付き住宅という選択は、実はとても身近なもの…とわかると、家づくりの楽しみがより一層膨らみますね。

 

屋上付き住宅を建てるなら…


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建ててから後悔しないためにも、屋上付き住宅の特性やメリットデメリットはしっかりと把握した上で、家づくりの計画を立てていきましょう。事前にできる対策を立てた上で建てれば、きっと満足のいく家づくりができるはずです。

家づくりなんて初めてのことで、わからないことばかり…という方もご安心ください。クレバリーホーム東京は、ハウスメーカーとして様々な経験やデータを持っています。注文住宅の家づくりに関する疑問は、クレバリーホーム東京にお問い合せください。数多くの実績をもとに、お客様一人ひとりに寄り添った家づくりをさせて頂きます。いつでもお気軽にお問い合わせください。

 

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監修者情報

高坂 昇

高坂 昇ou2株式会社 専務取締役 一級建築士

木造密集地域や防火地域において、木造ならではの施工性や設計の柔軟性、コストパフォーマンスを活かして木造耐火4階建て住宅(もくよん®)や、災害時の避難場所となる地下室や屋上を備えた災害住宅も提唱しています。

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