【新築住宅の購入】火災保険について学ぼう!

alt=“見出し画像 東京 注文住宅 火災保険”

 

新しい家で始まる新しい生活。いつまでも心穏やかに安全に暮らしたいものですが、毎日の生活に『万が一』はつきものです。火事が起きてしまった、隣家の火が燃え移った、火災によって家財道具一式を失ってしまった…、などいつ自分たちの身に降りかかるかわかりません。

今回は、そんな万が一に備えておける火災保険について詳しくご説明します。家づくりと並行して、保険の知識も身につけていきましょう。

 


コラムのポイント
・火災保険とは、新築住宅と住宅の中にある家財道具一式などを保証する保険です。火事にあった時などに保険金が支払われる仕組みになっています。
・火災保険加入時は、補償内容や補償範囲の確認、保険料の確認をするとともに、地震保険加入も検討してみましょう。
・自然災害の多発や時勢により、火災保険料は変わります。保険料が変わることも念頭に置いた上で、自分たちの暮らしにあった保険を選ぶようにしましょう。


 

 

− contents −

 火災保険とは
・火災保険の必要性
・火災保険の注意点
◼ 火災保険加入時のポイント
・ポイント① 補償内容・範囲の確認
・ポイント② 保険料の確認
◼ 地震保険の加入も検討を!
◼ 火災保険料値上げも念頭に
◼ 私たちの暮らしを守る大切な保険

 

 

 

 

 

 

火災保険とは


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火災保険は、新築住宅と住宅の中にある家財道具一式などを保証する保険です。火事にあった時などに保険金が支払われる仕組みになっています。

火災保険は、加入する保険にもよりますが火災のみを保証するものではありません。洪水で床下浸水してしまった時、雷が落ちて電化製品が壊れてしまった時などの自然災害でも保証されます。

 

新築住宅を建てた際の火災保険や火災共済に加入する世帯の割合は、総務省「2015年度住民基本台帳に基づく人口、人口動態及び世帯数調査」によると82%にもなります。火災保険は、保証内容を鑑みても比較的安い料金設定がなされています。暮らしを守ることを考えると、必要な投資でしょう。また、住宅ローンを組んだ場合は火災保険への加入が必須となるため、結果多くの人が加入していることになります。

 

 

 

火災保険の必要性


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そもそも、火災保険は必要なの?と疑問に思うかもしれません。火災保険だけに限らず、すべての保険は万が一に備えるものです。滅多に起こることがない出来事かもしれませんが、もしも起こってしまった場合、家や家財道具すべてを失ってしまった場合、生活におけるダメージは相当大きいものとなります。そんなリスクを少しでも減らすためにも、家族との暮らしを守るためにも、火災保険の加入はしっかり検討しましょう。

 

 

 

火災保険の注意点


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火災保険は、新築住宅の引き渡し日から保証が開始されるように契約をしましょう。保険の加入には、保証内容の検討や見積もりなど意外と時間がかかるものです。ただでさえ初めての家づくりはわからないことばかりでバタバタしてしまうので、早めに準備をしておくと安心です。

 

 

 

 

火災保険加入時のポイント


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火災保険に加入する場合、保証内容や保険料の確認が必要です。

 

ポイント① 補償内容・範囲の確認


火災保険といっても、補償内容や補償範囲は様々です。補償範囲は細かく決めていくことができるので、火災保険に加入する際はどんな災害に対する補償をつけるのか、つけないのか、など必要なものを選ぶようにしましょう。

保険が補償される内容については、爆発などによる損傷、風災害、落雷、雪災害、水害、盗難、物の落下など多岐にわたります。川の側や平地など、お住いの場所によって必要なオプションは異なります。今後の自分たちの暮らしを想像して、リスクを想定して決めていくと良いでしょう。

 

ポイント② 保険料の確認


火災保険は、建物の構造や専有面積、補償内容や特約、補償期間、補償限度額、住んでいる地域の災害発生率などによって決まります。

住宅の構造

住宅の構造は、大きく鉄筋コンクリート、鉄骨、木造の3つに分けられます。構造上、鉄筋コンクリートよりも木造の方が火災発生時のリスクが高まるため、保険料は高くなります。家の広さも、火災における損害が大きくなる可能性が高いため、広ければ広いほど保険料は高くなります。

住んでいる地域の災害発生率

東京のように住宅が密集している地域かどうか、家の周りに防火水槽や屋外消化栓設備などの消化施設が整っているかなどによっても異なります。近所の消化施設が整っていれば、火災保険料関係なく火災に対する不安が少しでも払拭できるでしょう。

補償期間

火災保険は、1年から最大10年まで選ぶことができます。一年契約の場合、補償内容の見直しをしやすかったり一回あたりの支払い負担を軽減できたりしますが、総支払額が多くなります。また、長期契約をした場合、更新の手間が少なく総支払額も少なく抑えることができますが、一回あたりの支払い負担が重くなり、契約内容の見直しもなかなかできなくなります。これらのメリットデメリットを踏まえた上で、補償期間を決めていくようにしましょう。

 

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地震保険の加入も検討を!


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地震大国日本では、いつ何時地震が発生するかわかりません。近年の地震による大きな被害は、皆さんもご存知でしょう。火災保険は、幅広い補償を行っていますが地震による損害は保険対象外です。そのため、火災保険とは別途地震に入っておくことをお勧めします。

 

地震保険の加入率は、2015年の内閣府の報告によると全国で29.5%ほどになっています。地震保険は家を建て直したり家財を買い直したりする費用ではなく、安定した生活を取り戻すためのものなので、すべての損害をカバーできるものではありません。しかし、地震によって家を失ったとしても住宅ローンがなくなるわけではないので、何もかもなくなる…という最悪の事態は避けることができます。

 

 

 

 

火災保険料値上げも念頭に


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2021年1月から、住宅の火災保険料が全国平均で6~8%程度値上がりする予定です。(2020年7月現在)

各地で自然災害が多発し、保険金の支払いが増加したためです。このように、各地で起こる台風や集中豪雨などの災害を反映し、保険料が変わることは珍しくありません。状況によって保険料は変わってくる、ということは念頭に置いておきましょう。

 

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私たちの暮らしを守る大切な保険


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火災保険には、万が一の時でも私たちの生活を最低限守ってくれる役割を果たします。基礎的な内容はあらかじめ把握しておき、安心な生活を送る手立てにしていきましょう。

 

家づくりに関する疑問は、クレバリーホーム東京にお問い合せください。数多くの実績をもとに、お客様が一人ひとりに寄り添った返答をさせて頂きます。いつでもお気軽にお問い合わせください。

 

 

 

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監修者情報

高坂 昇

高坂 昇ou2株式会社 専務取締役 一級建築士

リフォームと新築の両方の専門チームを持つ当社の強みを活かして、お客様のあらゆるご要望にお応えします。また、弊社では特に地下室への取り組みを強化しております。地下室に関するご質問、ご相談等ございましたらお気軽にご相談ください。

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