屋上付き住宅で暮らす理由
家に屋上があったらなあ…と憧れるものの、別になくても困らないし、屋上を造るとなると費用がかかるし…と諦めていませんか?
家に屋上があれば、家での過ごし方の選択肢が広がるだけでなく、室外にもプライベート空間を確保することができます。そして実は、屋根を造る価格と屋上を造る価格はほとんど一緒なのです。家の中にも外でも家族だけで過ごす場所があると思うと、ウキウキしてきますね。
今回は、屋上付き住宅を選んだ人はどこに魅力を感じて選んだのか、どんな過ごし方の選択肢があるのかをまとめてみました。
このコラムが、これからの家づくりの参考になれば幸いです。
コラムのポイント
・屋上付き住宅には、屋上緑化ができる、景観が目の前に常に広がっている、家庭菜園を楽しむことができる、限られた敷地を有効活用できる、といった魅力があります。
・屋上付き住宅を建築する時は、しっかりとした防水工事、プライバシーに注意する、落下防止対策をすることが大切です。
・建築実例を参考に、これからの家づくりを進めていきましょう。くわしくは屋上付き住宅建築の数多くの実績がある、クレバリーホーム東京にお問い合わせください。
屋上付き住宅の魅力
憧れの屋上付きの家。そこにはたくさんの魅力が詰まっています。
緑豊かな暮らしが実現
土地が狭く庭をつくることができない、そんな時屋上があれば、緑豊かな空間に作り上げることができます。豊かな緑があれば、太陽熱を和らげ真夏でも室内で快適に過ごすことができます。都内のように、近くにあまり公園がないような場所でも、ほっと安らぐ緑を常に目にすることができれば、心穏やかに暮らせますね。
家づくりの段階から屋上を作り、さらに緑化することも決まっていれば、『屋上緑化助成金制度』という費用の一部または全額を負担してくれる制度を利用することもできます。一定の条件を満たせば国などの公的機関の助成を受けることができるというもので、上限はありますが屋上設置費用の1/2を助成してもらうことができます。
屋上緑化は、緑豊かな暮らしを実現するだけでなく、景観を良くし、ヒートアイランド現象の軽減にもなります。自分の家だけでなく、周りの環境にも優しいのが魅力です。
広がる景観を楽しむ
部屋の窓からは景色はあまり見えないかもしれませんが、屋上に上がれば周りに広い景色が広がります。住む場所によっては、大きな公園が見えたり、東京タワーやスカイツリーが見えたり、繁華街の夜景が美しかったりするでしょう。ちょっと階段を登るだけで、毎日大空の下で景観を眺めることができます。
仕事に疲れた時、子育てに疲れてちょっと一人の時間が欲しい時、青空のもと家族でお弁当を食べたい時など、日々の様々な出来事の中で、心安らぐ時間を過ごせます。
家庭菜園で自然を感じる
家庭菜園をしたいけどベランダだけでは狭い…。そんな時にも屋上は大活躍です。畑ほどの広さはありませんが、プランターを並べて充実家庭菜園の環境をつくることができます。
土いじりには、心をリラックスさせる働きがあります。土に生息する細菌には、抗炎症、免疫調節、ストレス耐性といった性質があり、土に触れることで心身の健康につながると言われています。毎日毎日、仕事に子育てに追われていても、気持ちを切り替える手段があれば安心です。仕事の息抜きだけでなく、子どもと一緒に取り組めば一から野菜を育てて食べるという『食育』にもなります。無農薬にこだわった野菜を、毎日の食卓に並べることもできます。
限られた敷地を有効活用
都内に家を建てる場合、狭小地も珍しくありません。泣く泣く諦めた庭も、屋上があれば手に入ります。限られたスペースをどう活かすかは家づくりの大きなポイントです。敷地を有効活用するのであれば地下室を造ったり、3階建て・4階建ての家を建てたりするという方法もあります。しかしその方法は費用面が大きく変わってきます。屋上なら、大きく費用が変わることなく設置することができます。
屋上付き住宅建築時の注意点
家での過ごす時間がさらに楽しくなる屋上付き住宅ですが、いざ設置するという場合、いくつか気をつけておきたいことがあります。
注意点① 防水
屋上の防水工事は不可欠です。常に雨風や直射日光などの刺激にさらされているため、雨漏りを起こさないよう注意が必要です。防水シートを二重に貼る、紫外線に強い防水シートを使用する、など屋根がない分、屋根の役割にあたるだけの工事を行いましょう。
防水に関しては、屋上のある家の建築実績が多いハウスメーカーであれば、ノウハウもあり技術面も安心です。
注意点② プライバシーに注意
屋上は、高いビルやオフィスがあれば中の様子は丸見えです。洗濯物の数や干す頻度、家族が屋上で過ごす様子を見られていてはかないません。
建築段階で、ラティスを設置する、大きな植物を植えておく、ある程度の高さがある柵を設置する、など対策をしておきましょう。
注意点③ 落下を防ぐ
屋上で怖いのは、小さなお子さんの落下事故です。マンションの窓からの転落事故もあるように、珍しいことではありません。
落下事故防止の対策はしっかりとしておきましょう。手すりを高めに設置する、手すりに簡単に近づけないように植え込みをつくる、子どもだけで屋上に行けないようにする、などの対策が必要です。
屋上付き住宅の建築実例
実際に屋上付き住宅を建てられた方の、暮らし方をご紹介します。
当社だけだった、大きな半地下の駐車場をつくるプラン。
土地探しからご相談いただいていたからこその大胆提案。
練馬区N 様邸 /
敷地面積:139.11㎡(42.08坪)
延床面積:134.37㎡(40.64坪)
テーブルとチェアを並べて快適な屋上が実現したこちらのお家は、家の上部だけでなく下部にあたる地下もうまく活用して家づくりをされています。
土地に合わせて建物を設計しているため、自由度が高くこだわりの詰まった間取りが実現しました。
詳しくはこちら
https://cleverlyhome.tokyo/item-case/case23/
【約15.5畳の屋上付き】外観は美しい白のタイル。
各部屋使い勝手&カラーにもこだわる3階建て
江戸川区K様邸
敷地面積:24.48坪(80.95㎡)
延床面積:32.93坪(108.88㎡)
白で統一されたセンスが光るこちらのお家。ところどころにアクセントとなる色を使うことで、よりスタイリッシュになっています。
周りにマンションなどがなく、遠くまで屋上からの風景を楽しむことができます。
詳しくはこちら
https://cleverlyhome.tokyo/item-case/case40/
【屋上・HR】約11坪の土地をめいっぱい活用。
こだわりの光あふれるリビングが魅力的な3階建て
文京区S様邸
敷地面積:11.34坪(36.81㎡)
延べ床面積:23.54坪(77.83㎡)
リビングに壁一面の採光があり、光がたっぷり降り注ぐこちらのお家。敷地ギリギリに家を建てて土地をフル活用しています。老後を考えて3階建手にしているので、屋上からの景色は格別です。
詳しくはこちら
https://cleverlyhome.tokyo/item-case/case41/
遊び心広がる空間のある暮らし
屋上があることで、暮らしの選択肢は大きく広がります。
防水工事で施したシートなどの耐用年数は、築10~15年前後です。雨漏りを避けるためにも、家を建てた後は、定期的にメンテナンスをして快適な屋上ライフを続けましょう。
クレバリーホーム東京は、数多くの屋上付き住宅を建ててきました。屋上といっても、いろんなデザインや用途があり、価格も様々です。屋上に関する疑問や質問は、お気軽にお問い合わせください。実例をもとに、詳しくご説明させていただきます。