【東京で建てる注文住宅】理想を実現する5つの秘訣
都内に憧れの一軒家を建てる。そこで始まる暮らしを考えると、どんな毎日になるのか、家族でどんなことをして過ごそうか…と夢が膨らみますね。
理想とする注文住宅を建てるためには、いくつかのポイントがあります。そのポイントを押さえておくことで、思い描いていた暮らしは実現することができます。
今回は、東京都で建てる注文住宅の費用相場、注文住宅を作る際の秘訣をみてみましょう。
このコラムが、これからの注文住宅の家づくりに役立てば幸いです。
コラムのポイント
・住宅金融支援機構の調べによると、東京に土地を購入して注文住宅を建てようとした場合、5600万円は必要です。
・注文住宅づくりをする際は、東京密着の業者で、10センチも無駄にしない家づくり、快適で長持ちする住環境を実現することが秘訣です。
・頼りになる業者に頼み、東京を楽しめる住まいづくりを進めていきましょう。
東京都の注文住宅の費用相場
とにかく『高い』イメージの強い東京都の土地ですが、実際にどのくらいの価格になるかご存知ですか?
東京都全域の、平均土地価格は1㎡あたり398,700円です。東京東京23区で見ると平均土地価格は1㎡あたり572,300円です。
https://www.jhf.go.jp/about/research/loan_flat35.html
そして、注文住宅を建てる場合、東京の平均建設費は3,934万円です。この価格はもちろん、全国で一番高いものです。なぜここまでの費用がかかるかというと、狭い土地に家を建てていくため、建設に必要な木材や資材などを一気に搬入できません。搬入の手間であったり、運搬費用であったり、が積み重なることで、この費用につながっています。
結果、土地を購入して注文住宅を建てようとした場合、5600万円は必要という計算になります。
土地が狭いためにとる手段
東京は土地が高く狭いため、家を横に広げることができません。そのため、上か下に伸ばすしかありません。他県に比べると、3階建ての家が多いのはこのためです。また、見えないだけで地下室のある住宅もたくさんあります。
3階建ての家を建てる場合、2階建ての家を建てるときよりも強い基礎や構造を作る必要があります。また、強固な耐震性も求められるでしょう。求められることが多いことによって、費用はかかるのです。
注文住宅づくりの秘訣
東京で注文住宅の家づくりをする場合、押さえておきたい秘訣がいくつかあります。秘訣を押さえて、納得の家づくりを進めていきましょう。
東京密着のハウスメーカーに頼む
家づくりをどの業者に任せるかによって、どれだけ費用がかかるか、どんな家ができるか、スムーズに家づくりを進めていけるかどうか、が全て決まります。
『東京』という土地の狭い場所、建築スキルの必要な場所で家づくりをするのであれば、東京での家づくりの実績が多く、土地密着のハウスメーカーに頼むようにしましょう。実績があるからこそ安心して任せることができますし、経験をもとにたくさんの情報を教えてくれます。困った時にすぐに対応してもらえる距離感は、後々の安心感に繋がります。
10センチも無駄にしない
狭小地に家を建てる場合、10センチの差が部屋の広さに大きな影響を与えます。できる限り、部屋は広く確保したいですよね。
家づくりにおいて、部屋を広く確保するポイントとなるのが、実は『足場作り』です。狭小住宅は、元々狭い土地に建てられたものが多く、建築段階で十分な足場を確保することが難しいケースが多々あります。しっかりと組まれて安定した足場は、作業場の安全性に直結します。状況に応じて適切な足場が組まれることで、建築を安全に進めていくことができます。それは現場の作業効率を上げて時間的な余裕を生み出すだけでなく、安心して作業を丁寧に行うことができる環境を作り上げます。
このような環境下でつくりあげられた狭小住宅は、仕上がりの品質も高く保ち、10センチも無駄にしない家づくりをすることができるのです。
例えば、足場が30cm幅の場合と50cm幅の場合では以下のような違いが生じます。
60cm幅の場合
施工をする時に建物から足場の柱までが60㎝あれば、おおむね敷地内に最適な足場が建てられます。この場合は、大分余裕があります。
30cm幅の場合
幅が30㎝程度は人が横歩きでなら進める幅です。この場合、足場の柱を敷地の外側いっぱいに立てます。
このように狭小住宅の足場の幅を狭める技術を使うことで、敷地を無駄遣いしない家づくりを実現することができます。
地震にも強く長持ちする住宅
私たちの生活を脅かす地震。いつ発生するかがわからない上、大きな被害が度々引き起こされています。地震大国日本に住む以上、地震とは切っても切れない関係でしょう。
家づくりをする際、耐震性や制震性を考えた家づくりをする必要があります。現在の建築基準法で定められた耐震構造は、人命の安全を守るための最低基準となっています。そのため、家の傾きやサッシの破損、壁面に対する対応は十分とは言えない状況でした。そのため、『耐震』だけでなく『制震』も考えた家づくりが必要なのです。
耐震
柱や梁を金物で固定することによって、強度を高め揺れに耐える地震対策のこと。
地震のエネルギーを吸収する装置を設置して、揺れを制御する地震対策が必要です。高層ビルの制震装置に使う制震テープなどを駆使することで、地震に強い長持ちする家づくりができます。
断熱性が高く快適な住環境
高気密、高断熱、空調完備という設備が備わっていればもう十分…と考える方も多いでしょう。しかし、昨今では遮熱性能も完備することで、さらなる快適な家になります。
断熱性が高いことで、外の熱を家の中に伝えにくく、家の中の熱を外に逃がしにくくなります。これによって、家の中の気温は一定に保たれ、快適な室内空間が実現します。これに遮熱の力が加わることで、さらに快適さを増すことができます。
遮熱は、夏の暑い熱を家に入れないように弾いてくれます。この遮熱によって、夏は家の中を涼しく保つことができます。冬は冷たい冷気を防ぎ、室温を快適に保つのです。快適な室内を実現するためには、『熱の侵入を防ぐしくみ』と『熱を蓄えることのできるしくみ』の2つのしくみが必要なのです。
東京を楽しめる住まい
東京に住めば、ショッピングやイベント、外食など様々な楽しみを常に感じながら生活することができます。外での楽しみを満喫することももちろん大切ですが、せっかく家づくりをするのであれば、家の中もさらに楽しめる環境になるような工夫をしておきましょう。
屋上の設置
家に屋上があれば、花火大会をゆっくりと眺めたり、家族でバーベキューをしたり、プールを出して楽しんだり…。ベランダだけでは楽しむことができない楽しみを充実させることができます。
屋上付き住宅を多数手がけた、経験豊富な建築デザイナーに頼むことで、東京の狭い土地でも毎日の暮らしをさらに楽しむことができます。無理かもしれない、と思うような要望も、相談することで可能になることもあります。屋上設置を思い描いているのであれば是非視野に入れておきましょう。
地下室の設置
地下室も、家での生活をより快適にしてくれます。映画鑑賞や音楽鑑賞、書斎として使うだけでなく、大きな収納スペースとして贅沢に使ってしまうこともできます。東京の狭い敷地は、縦に伸ばして空間を広げることで、様々な可能性が広がります。
理想のつまった注文住宅の実現を
たくさんの理想やこだわり、希望を込めて行う家づくり。建てている時も、建ててからも愛情を込めて関わって行きたいですね。
東京の狭小地でも、工夫次第で快適に暮らすことができます。そのためにできる工夫をしっかりとしながら、マイホームを作り上げていきましょう。
狭小住宅を建てたい、間取りを考えている、詳しくアドバイスを聞きたい…。お客様の質問、お問い合わせに、これまでの多くの実績をもとに真摯に対応させていただきます。
お気軽にクレバリーホームにお問い合わせください。