実用性バツグン!地下室の7つの使い道

間口が狭く、奥行きが深い28坪、<br>木造吹抜け付きの地下室、1〜3階、屋上の5層住宅

新居には地下室を設置したい!とは思っていても、実際にどのような使い道があるのか知りたい、実用性がどうなのかわからない……という方も多いのではないでしょうか。都心の狭小住宅に家づくりをするときの大きなネックは、やはり敷地の広さです。しかし、地下室を設置することで敷地以上に居住スペースを広げることができるのです。

 

地下室にはどのような魅力があるのか、どのような使い道があるのか、快適に過ごすためのポイントや建築実例をまとめてご紹介します。

 


コラムのポイント
・人の目につくことなく、プライベート空間として満喫できる地下室。ホームシアターや演奏室、食品保管、生活用品の保管、書斎、ワインセラーなどたくさんの使い道があります。
・地下室で快適に過ごすためにも、ドライエリアを設置し、防音や除湿対策はしっかりと行いましょう。
・地下室の魅力を、これからの家づくりの参考にしていきましょう。


 

 

 

 

想像以上!地下室が持つ魅力


人の目につくことなく、プライベート空間として満喫できる地下室。絶対に作りたい!とは言えないものの、できればあったらいいな……という密かな憧れなのではないでしょうか。地下室という特別感は、新居を建てた時の一つのステータスなのかもしれません。自由に楽しめる地下室という空間があることで、プライベートをより充実させることができます。

 

地下室に関する規制は1994年の建築基準法の改正により、かなり緩和されました。そのため、個人の家庭でも地下室はつくりやすくなったのです。家全体の3分の1までの広さの地下室を設けたとしても、床面積に加える必要がありません。地下室は、建蔽率や容積率の範囲内で広さを獲得する有効な手段なのです。

 

 

 

 

地下室の使い道7選


実際に地下室を持つ人は、どのような使い道をしているのかは気になるところですよね。すでに地下室のある家づくりをした方の意見も参考にしながら、地下室の使い道を見てみましょう。

 

 

・ホームシアター


地下室は周りを土に囲まれた空間です。そのため、防音効果がとても高いのが特長です。映画鑑賞や音楽鑑賞、ライブ鑑賞が好きな人にとっては、大きな音でライブ感を感じながら鑑賞する時間に、何よりもの幸せを感じるのではないでしょうか。

そんな幸せな時間を、ホームシアターとして作り上げてくれるのが地下室です。音響も良い具合に響くので、映画や音楽の世界にどっぷりと浸かることができます。大切な趣味の時間を、充実させながら過ごすことができるでしょう。

 

・演奏室


地下室は楽器の演奏にも向いています。ギターやピアノは、どれだけ気をつけていても音が周りに漏れてしまうもの。騒音を気にしながらでは、集中して演奏することができません。しかし地下空間であれば、音の漏れを気にすることなく楽器演奏を楽しむことができます。地下室設置の際、防音対策をしっかりと施しておきましょう。安心して演奏に集中でき、地下室には演奏室としての役割を果たしてもらうことができます。

 

・食品保管


災害などの、いざという時のための食料の保管。冷蔵庫に入るだけ、戸棚に入るだけのストックしか持っていない場合、未曾有の事態に対応できないかもしれません。家族の人数が多ければ、なおさらでしょう。

地下室があれば、食品のストックをしっかりとためておくことができます。災害時、どれだけいつも通りの生活をすることができるかは、日々どれだけ備えていたかによっても大きく変わってきます。直射日光も当たらず、温度も一定に保つことができるので食品保管には最適な空間です。

 

・生活用品の保管


家族が増えるにつれ、どんどん増えてくる服や日用品、家具。家のスペースは限られているため、保管場所がどうしても必要になってきます。そんな時、地下室があれば保管場所として活用することができます。

家具や趣味の雑貨など、お気に入りのものであれば保管しておきたいでしょうし、収納スペースを考えて我慢する必要もなくなります。

 

・書斎


仕事がたまっている時、ちょっと集中して資格の勉強に励みたい時、地下室は書斎として役立てることもできます。狭小住宅の場合、家族一人ひとりの部屋を確保するのは難しく、ひとりで集中できる空間を作ることは難しい場合も多々あります。そのような時、集中するスペースとして使えますし、周りの家族も騒音などを気にする必要がなくなります。

 

 

・ワインセラー


ワインがお好きな人にとって憧れのワインセラー。地下室があれば、ワインセラーとしても使うことができます。

以前は湿気が多くジメジメとした空間……というイメージだった地下室ですが、最近は空調設備も発達しており、快適な温度と湿度を保つことができるようになってきています。そのため、ワインにとって最適な温度と湿度を保つことができるのです。バーカウンターやソファーを設置して、リラックススペースをつくってもいいですね。

 

・多目的室


友だちが遊びに来た時にパーティーをしたい、ママ友と一緒におしゃべりして騒ぎたい、親戚と年末にカラオケ忘年会を開催したい……。そんな日常のパーティーにも地下室は活かすことができます。あらかじめモノをあまり置かず、広々としたスペースを確保しておくことで、いつでも好きなように使うことができます。慌ててリビングを片付ける手間も無くなりますし、大きな声でのおしゃべりも気兼ねなくすることができますね。

 

 

 

 

地下室で快適に過ごす工夫


地下室で快適に過ごすためには、いくつかのポイントがあります。配慮しながら建築を進めていきましょう。

 

 

・ドライエリアの設置


地下室のある建物に作られた、地面を掘り下げた空間のことをドライエリアといいます。地下室の部屋の中ではなく、地下室のまわりを取り囲むように、地面から掘り下げて作られています。空掘り(からぼり)とも呼ばれています。

ドライエリアを設けることで、地下室の防湿や風通しが良くなるだけでなく、採光や換気にもなります。避難経路の確保にもなります。

また、原則として地下室にはドライエリアを設けるよう、衛生上の観点からも定められています。建築基準法では、地下室は基本的に居室と認められていませんが、ドライエリアを設けることで地下室を居室として使うことができます。

 

 

・防音対策


せっかくの防音に最適な空間を、さらに使いやすくするためにも、しっかりと防音対策を行いましょう。防音対策も、費用によって漏れる音の大きさは異なってきます。予算と相談しながら、最適な防音資材を選びましょう。

 

 

・湿気対策


地下室は空気の循環があまりスムーズにいかず、湿気が溜まりがちになってしまいます。そのため、除湿器、自動排水システム、熱交換器も設置や断熱工事を行いましょう。年間を通して一定の温度、湿度で快適な空間を作ることができます。

 

 

 

 

 

地下室の家の実例紹介


メリットや地下室設置の工夫点をもとに、地下室のある家の建築実例もご覧になってみてください。ご自身やご家族のイメージに近い家はありますでしょうか。

 

間口が狭く、奥行きが深い28坪、
木造吹抜け付きの地下室、1〜3階、屋上の5層住宅

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自然光がたっぷり入る地下なのに明るい応接室、
ご主人たってのこだわり、檜のお風呂でリラックスの家。

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我が家だけの地下室の使い道


地下室の使い道はいく通りもあり、使う人次第でいくらでも楽しむことができます。ぜひ、自分はどんな使い方がしたいのか、ご家族はどのように使いたいのかを話し合ってみてくださいね。

 

地下室のある家づくりに関するご質問や費用のご相談は、いつでもお話させていただきます。お気軽にお問い合わせください。