【東京】屋上のある家で贅沢なライフスタイルを

 

これから建てる家では、家族でゆっくりと過ごすことができる贅沢な時間をたくさんつくりたい。そう思う方も多いのではないでしょうか。
家に屋上を設置することで、スペースを増やすことができるだけでなく、家での過ごし方の幅が広がります。今の暮らしでは実現できなかったライフスタイルが、可能になります。

今回は、屋上でできるライフスタイルをいくつかご紹介します。きっとこれからの家づくりの背中を押してくれるでしょう。

 


コラムのポイント
・屋上が家にあれば、バーベキューやナイトリビング、プライベートドックラン、屋上庭園など家族の楽しみを広げることができます。
・屋上の設置には、業者や工事内容によっては費用がかかる場合があります。詳しい費用については、問い合わせてみましょう。
・屋上のある家でのライフスタイルのイメージを先取りし、これからの家づくりを楽しく行いましょう。


 

 

 

 

 

 

屋上でできる贅沢6選

家の屋上は、誰にも邪魔されることなく過ごすことができるプライベートな空間です。屋上でできることはたくさんあり、心に豊かなライフスタイルを実現することができます。広いリビングが設置できなかったり、庭の設置が難しかったりした場合でも、屋上があることによって家でできる楽しみは広げることができます。

 

・展望を楽しむ


高台に建つ家や、3階建ての家であれば、屋上からの展望を楽しむことができます。ちょっと家事に疲れた時に、気分転換をしたい時に、遠い場所を眺めることでリラックスすることができます。近くに自然があれば、より気持ちの良い時間を過ごすことができますね。

 

・バーベキュー


庭がなくても、屋上があればバーベキューを楽しむことができます。青空のもとで食べるお肉は最高に美味しいでしょう。部屋の中に煙が流れて、家具やファブリックに匂いがつくこともありませんし、準備や片付けにも時間がかかりません。遠くのバーベキュー場に行かなくても、天気さえ良ければ思い立った時にバーベキューを楽しめます。

 

・ナイトリビング


夜風が涼しい時期であれば、テーブルと椅子を設置してナイトリビングもいいですね。夫婦水入らずで、お酒を飲みながら最近話せていなかったいろんなことを話すこともできます。屋上での時間を通して、会話とコミュニケーションの重要性に触れることができます。また、いつもとは違う雰囲気の食卓が楽しめることで、食事おより美味しく感じられそうですね。

 

・プライベートドックラン


家の近くに公園がない、庭がせまい……という場合、ドッグランにもなります。家族の大切なパートナーである愛犬にも、いつでものびのびと走り回ってもらいたいですよね。日常的にのびのびと走り回れているかどうかは、犬の健康にも影響します。

自分の家の屋上なので、他の犬や人がいないかどうか気にすることなく、走り回ることができます。

 

・屋上庭園


『屋上緑化助成金制度』という制度があり、屋上を緑化することで費用の一部または全額を自治体によっては負担してもらうことができます。ヒートアイランド現象の軽減や、景観を良くして地域の環境を整えるといった目的のために行われます。目に優しい緑化は、家の電気代を抑えることもできるという実用性もあります。

土いじりが好きな方にとっては、いつでも庭園のお手入れができるのは魅力ですよね。

 

・家庭菜園


週末の家庭菜園。仕事の息抜きになりますし、子どもが小さいうちであれば、一から野菜を育てて食べるという食育にもなります。無農薬の野菜にこだわっているかたにとっても、安心して食べることができる野菜を毎日の食卓に並べることができます。

また、土いじりは心をリラックスさせる働きがあります。毎日のように仕事に家事に……と追われていたとしても、心癒される時間を家で作ることができたら、また明日からの毎日も頑張れそうですね。

 

 

 

 

屋上設置に必要な費用

 

屋上設置のためには、いくつかの工事を追加で行って。その分の費用がかかる場合があります。

 

 

⒈ 防水工事費用


常に雨や風、日光にさらされている屋上には、しっかりと防水工事を行い、雨漏りを起こさないように気をつける必要があります。屋根用の屋根の形にし、溜まった水が屋内に浸入しないようにして家の劣化を防ぐ必要があります。

防水シートを二重に貼る、紫外線に強い防水シートを使用する、などの工事を行います。工事内容によっては、屋根そのものの設置よりも材料費がかかる場合もあります。

 

 

⒉ 補強工事費用


二階の天井部分に、屋上で人が過ごせるだけの補強工事を行います。人が過ごすだけでなく、場合によっては大きな家具を搬入することも考えられるため、それに対応できるだけの補強を行います。

そのための工事にかかる材料費、人件費などが計上されます。

 

 

⒊ 階段の増設費用


その屋上につながる階段や、出入りスペースの設置費用も必要になります。落下事故を防ぐための手すりや立ち上がり部分の設置工事も必要です。材質によっては費用を押さえられる部分なので、階段の材質にはこだわらない場合、費用は抑えることができます。

 

 

⒋ 水道や電気の工事費用


屋上で火を使ったり電気、水道を使ったりするための設備の引き込み工事が必要です。もし、電気や水道を引き込まないのであれば、この費用は不要です。

 

 

 

このように、設備内容や施工する業者によって変わってきますが、屋上を設置することである程度費用が発生することがあります。

 

詳しくは問い合わせてみて、費用を把握しておきましょう。

 

 

 

屋上設置で気をつけたいこと

屋上を設置する際は、いくつかの注意点があります。

 

落下防止に気をつける


小さいお子様がいらっしゃる場合、落下事故防止の対策はしっかりとしておきましょう。思った以上に高い手すりからでも、落下事故が時々発生しています。あまり屋上に連れて行かないのが最大の安全対策かもしれませんが、手すりを高くする、手すりに簡単に近づけないように植え込みを作るなどできる工夫はしておきましょう。

 

プライバシーの確保


近隣に高いビルやオフィスがあれば、屋上の様子は思っている以上に丸見えです。洗濯物の内容や、家族で過ごす様子を見れば、何人くらいの家族でどんな顔の人たちが暮らしているか、についてはすぐにわかってしまいます。

ラティスを設置したり大きな植物を複数植えたりして、目隠しをすることでプライバシーを確保しましょう。

 

また、楽しく過ごせるからといって屋上で賑やかにしすぎてしまうと、騒音によるトラブルに発展してしまうことがあります。プライベート空間とはいえ、外なので会話は周りによく聞こえています。

声のボリュームや内容には配慮して、楽しい時間を過ごせるようにしましょう。

 

 

 

 

建築実例紹介

 

実際に、屋上のある家にお住まいの方々はどのような暮らしを送っているのでしょうか。

どのような思いで建築し、どんな暮らしを実現しているのかを知ることによって、屋上のある生活をさらにリアルに思い描くことができます。

 

それぞれのご家族の話も参考にしてみてください。

 

「ただいま」が暖かい。
家族団らんの工夫が随所に詰まった3階建て屋上付き住宅

の事例

 

当社だけだった、大きな半地下の駐車場をつくるプラン、
土地探しからご相談いただいていたからこその大胆提案。

屋上の事例

 

台形の変形敷地、南側隣地境界すぐに隣家でも、
広々、採光採風に成功した二世帯住宅。

屋上の事例

 

 

 

新しい家で新しいライフスタイルを

 

屋上を家に設置しておけば、いろんな楽しみが広がります。それによって家族の絆が強まり、様々な経験を共にすることができます。

 

工夫次第で、いくらでも広がる屋上のあるライフスタイル。設置を考えていらっしゃる方は、いつでもお気軽にお問い合わせください。

多くの実績をもとに、屋上づくりについてお話させていただきます。

 

LINEでお問い合わせ

監修者情報

高坂 昇

高坂 昇ou2株式会社 専務取締役 一級建築士

木造密集地域や防火地域において、木造ならではの施工性や設計の柔軟性、コストパフォーマンスを活かして木造耐火4階建て住宅(もくよん®)や、災害時の避難場所となる地下室や屋上を備えた災害住宅も提唱しています。

詳しいプロフィールはこちら