戸建てだからこそ楽しめる!ルーフバルコニーのある生活

家に広々とした庭は作れないけれど、その代わりにルーフバルコニーを設置したい、ルーフバルコニーでゆったりとした休日を過ごしたい…。家づくりにそんな夢を思い描いていらっしゃる方も多いのではないでしょうか。
ルーフバルコニーがあるというだけで、日常の生活に選択肢が増え、より一層生活を楽しむことができます。

今回は、ルーフバルコニーとはどのようなものか、設置することでどんな生活ができるのか、設置の際の注意点などをまとめました。
このコラムが、新たな生活を始めるための、背中を押すきっかけとなれば幸いです。

 


コラムのポイント
・ルーフバルコニーとは、階下の屋根部分を利用して作られたバルコニーのことで、広々として開放感があり日当たりも良く心地よく過ごすことができる場所です。
・ルーフバルコニーがあることで、プールや家庭菜園、読書など日常で様々な楽しみ方ができます。
・設置の際は、防犯面、安全面、防音などに気をつけましょう。


 

− contents −
◼ ルーフバルコニーって何?
◼ おうち時間が充実!ルーフバルコニーの魅力とは
◼ ルーフバルコニー設置時の注意点3つ
◼ おしゃれなルーフバルコニーのある家を建てるなら…

 

 

 

ルーフバルコニーって何?


戸建てのルーフバルコニー

ベランダにバルコニー、ルーフバルコニーと、たくさん似たような言葉があってわからない!という方も多いのではないでしょうか。

ルーフバルコニーとは、階下の屋根部分を利用して作られたバルコニーのことです。階下の屋根部分を利用してできているため、一般的にルーフバルコニーは通常のバルコニーよりも面積が広く、広々として開放感があります。また、日当たりも良く心地よく過ごすことができるため、食事をしたり、ガーデニングを楽しんだり、様々な用途があります。

戸建てのルーフバルコニー

一方ベランダは、建物の外側にあり屋根付きの歩行可能なスペースがある場所を指します。バルコニーは、屋根なく2階以上に設置され、手すりがあるスペースを指します。

参考記事:【戸建て】屋上とバルコニーの違いは?メリット・デメリットをご紹介

 

 

 

おうち時間が充実!ルーフバルコニーの魅力とは


戸建てのルーフバルコニー

ルーフバルコニーがあれば、快適なおうち時間が実現します。

開放感抜群でリラックス


住宅地の中に家を建てた場合、隣の家が近く窓から空がよく見えない…という悩みはつきものです。しかし下の階の屋根のスペースをふんだんに使って設置されたルーフバルコニーがあれば、窓からは見えなくても空が大きく広がる開放感があります。密を気にすることなく、自宅でのびのびと過ごすことができます。

部屋が広く奥行きのあるように見える


リビング横にルーフバルコニーを隣接することで、リビングからルーフバルコニー、景色が繋がって見えます。リビングでくつろぎながら空に繋がるような景色は、とても気持ちよさそうですね。

戸建てのルーフバルコニー

床材の色を統一し、窓を広く大きくとることで、より外との繋がりを持たせることができます。

休日はプールで賑やかに


夏場はビニールプールを広げて、子どもたちがのびのび遊ぶことができます。高い位置にあるルーフバルコニーなので、まわりの視線も気になりません。視界を遮るものもないので、目の届く範囲で子どもたちを見守ることができるので安心です。もちろん遊び終わった後も、水を抜きそのままルーフバルコニーに干しておけばすぐに乾き片付けることができます。

家庭菜園をつくれば食育も


ルーフバルコニーは広く日当たりがとても良いので、家庭菜園をするのに適した空間です。プランターや植木鉢を使った簡単なものなら、野菜や花を育てることも可能に。

戸建てのルーフバルコニー

1から土を耕して種を植え、植物を育てあげて美味しく頂く…という長い月日をかけてその過程から様々なものを学ぶことは、心身の発達に欠かせない食育になります。

参考記事:【人気急上昇】生活に取り入れたい屋上庭園の魅力

土を触ってリフレッシュ


ガーデニングスペースをつくれば、リフレッシュしたい時に植物のお手入れをすることができます。忙しい毎日、追われるような時間から少しでも離れるために土に触れることで、集中力が増し仕事の成果が出やすくなるといわれています。都会のような緑に触れる機会が少ない場所ならなおさら、必要なスペースです。

ひとり集中できる読書の時間


ゆったりと座れるチェアやハンモックを設置すれば、ゆっくりとくつろげる自分だけの書斎に早変わり。リビングだと集中できない、ちょっとひとりの時間が欲しい、という時、好きなコーヒーを豆から挽いて淹れて、美味しいお菓子を持ってルーフバルコニーに行けばゆっくりとひとり読書の時間を楽しむことができます。

参考記事:自宅の屋上で菜園を楽しもう【初心者向け】台風対策などもご紹介

 

 

 

ルーフバルコニー設置時の注意点3つ


戸建てのルーフバルコニー

ルーフバルコニーを設置する際に気をつけておきたいポイントを、順番にみてみましょう。

 

① 防犯対策はしっかりと


まわりに高い建物があると、ルーフバルコニーだけでなくリビングも丸見えになってしまう可能性があります。柵を設置する、植栽を植える、など対策をしておきましょう。また、家族構成やいつが休日なのか、よく遊びに来る人は誰なのか、なども意外と見られてしまうので、長時間過ごす際は注意しておきましょう。

② 落下防止対策は万全に


必然的に高い位置にあるルーフバルコニーは、階下の屋根を利用して設置するものなので、安全面に十分注意しましょう。手すりを高くする、手すりの近くに登れるような椅子やテーブルを設置しない、など出来る限りの配慮をしておくことで、思わぬ事故を防ぐことができます。

③ 防音対策も忘れずに


ルーフバルコニーは、どうしても階下に足音が響きやすくなります。ルーフバルコニーの下にあたる階下の天井部分に、防音対策をしっかりと施しておきましょう。防音性の高いシートなどを屋根部分に埋め込むだけでなく、完成後も防音シートを使うことで防音性を上げることができます。寝室や書斎など、静かであって欲しい空間を設置する際は、ルーフバルコニーの真下以外に設置するのがおすすめです。

参考記事:3階建て住宅につくる屋上テラスの魅力​│開放的な事例をご紹介

 

 

 

ルーフバルコニーで楽しみを増やす生活を


戸建てのルーフバルコニー

ルーフバルコニーで過ごす時間は、生活の質をさらに上げ、楽しみを増やすきっかけにもなります。人生の大半を過ごす家だからこそ快適に過ごせるように、おうち時間を充実させるルーフバルコニーを設置してみませんか?大きさやどんなテーブル、椅子を置くのかなど楽しい暮らしをイメージをしながら、家づくり計画を進めていきましょう。

 

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監修者情報

高坂 昇

高坂 昇ou2株式会社 専務取締役 一級建築士

木造密集地域や防火地域において、木造ならではの施工性や設計の柔軟性、コストパフォーマンスを活かして木造耐火4階建て住宅(もくよん®)や、災害時の避難場所となる地下室や屋上を備えた災害住宅も提唱しています。

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