【二世帯住宅】暮らしやすい間取りとメリットは?
二世帯住宅を建てる時は、機能的で利用しやすい設計を考慮して、家族構成や生活スタイルなどを意識して設計をすることが大切です。 快適に暮らすためには、間取りや設計上の住宅の機能を強化することで、暮らしやすいスペースを維持することが出来るようになります。
今回は、二世帯住宅にするメリットと暮らしやすい設計にするポイントをご紹介します。
分離型二世帯住宅と融合型二世帯住宅
デザインや家族の生活スタイルに合わせて二世帯住宅を設計をするためには、まずはどのような住居モデルにするかを定める必要があります。すべての生活空間を分離するのであれば、『分離型二世帯住宅』になりますし、食事を共にしたりすることで2世帯住宅でもふれあいの機会を増やすことが可能な生活空間を共有する『融合型二世帯住宅』にもすることが出来ます。
融合型二世帯住宅
「融合型二世帯住宅」は一部を二世帯で利用し、玄関や浴室、リビング、キッチンを共用する生活が出来ます。狭い土地や限られた予算であっても、住みやすく有意義に生活できる家になります。狭い床面積でも余裕を持ってスペースを確保することができ、家族がより協力して生活することができます。
分離型二世帯住宅
分離型二世帯住宅は、家の中の設備や生活空間など、すべてが分離された二世帯住宅のことです。普段は顔を合わすことはなくても、いざとなった場合はお互い助け合うことができ、さらにお互いのプライバシーも、ある程度守られています。
快適で住みやすい空間になる間取りの工夫
住みごこちの良さは、住む上でとても重要です。設計次第で、二世帯住宅でも住みやすい住居は叶います。親世帯、子世帯が一緒に暮らせるように間取りを調節するなどして、既存の家でもリフォームを行うことも可能です。
2世帯住宅の場合、それぞれのライフスタイルを尊重して、たとえライフスタイルが異なっていてもストレスなく暮らしていくことができるような間取り設計が求められます。
間取りの工夫① 2つのドアを設ける
平等にスペースを利用する事が出来るような設計や玄関を分けての設計などを行いましょう。ドアを二つに分けることで、しっかりと居住空間を分けることができます。
生活リズムが合わない、生活スタイルの違いなども、ドアが2つあることで気にならなくなることは多々あります。
間取りの工夫② ガレージの設置
マイカーがある場合、ガレージのある家を考慮して設計していくことが良いでしょう。それぞれの生活スタイルが違う場合も、柔軟に対応することができます。その他にも家族別でスペースを確保出来るような設計もライフスタイルに合わせた設計が求められます。
間取りの工夫③ デッドスペースを収納スペースに
家の中の収納を上手に設計したと思っても、意外と生じてしまうのがデッドスペースです。このスペースをさらに収納スペースとしてしまうことはとても重要です。
間取りの工夫③ バリアフリーを意識
高齢者が暮らしやすく、過ごしやすくするためにもバリアフリー設計にすることがお勧めです。親痩せたいだけでなく、後々子世帯にとってもメリットとなるでしょう。バリアフリー以外にも、暮らしやすい設備として、床暖房や階段の手すりなどを工夫しましょう。
二世帯住宅で暮らすメリット
二世帯住宅で暮らすことで、単身世帯では得られないメリットがあります。
メリット① お互いの家族で助け合いが可能に
2世帯住宅は、双方の家族が助け合いながら暮らしていくことが出来ます。親世帯がお孫さんの面倒を見たり、子世帯が親の介護のサポートをしたりすることが出来ます。2世帯住宅は家族で助け合いながら暮らしていくことができる理想の形でしょう。
メリット② 経済的に大きな余裕が
二世帯住宅は経済的にメリットがあります。建築の際は建築費用を削減することが出来ます。その他にも共に生活をすることで、光熱費や食費を単世帯と比較すると節約出来るようになります。
メリット③ セキュリティ面での安心
セキュリティ面でも2世帯住宅ならば、どちらかの世帯がお出かけ中でも更に安全性能を高めることが出来ます。一緒に暮らすことによって話し相手ができ、寂しい思いをすることなく生活することが出来るというメリットもあります。
二世帯住宅を建てる時の『補助金』って?
家を建てる時に、利用できる補助金の制度は沢山あります。二世帯住宅の建築に対する補助金も、例外ではありません。補助金制度を利用することで、大幅に建築コストを抑えることが出来ます。
二世帯住宅の建築の際利用できる補助金制度を見てみましょう。
すまい給付金
住まい給付金とは、新築または中古住宅を購入する際に、消費税引き上げによる負担を軽減するための現金給付制度です。平成31年6月までの実施予定です。
給付対象となる人は
・不動産登記上の持ち分を有している人
・取得した居住に住んでいることが確認できる人
・消費税8%時は年収510万円以下、消費税10%時は755万円以下を目安とした収入が一定以下の人
・住宅ローンを利用しない場合、年齢が50歳以上の人
となっています。給付金対象となる住宅要件は
・床面積が50平方メートル以上
・第三者機関の検査を受けて一定の品質が確認できる住宅
・ローンの有無
・新築か中古住宅か
など、いくつか挙げられます。
給付金額は収入や住宅の持分割合、また所費税率などによっても異なり、申請の期限は原則として住宅の引渡しから1年以内と決まっています。
消費税8%の時点では最大30万円、10%では最大50万円の給付を受けることができます。
二世帯住宅の相続と贈与も知っておこう
住宅を相続する際には相続税がかかります。また、贈与税もかかりますが、「小規模宅地等の特例」を利用すること土地の評価を下げて節税をすることが可能です。
非課税となる場合も
非課税になる対象の住宅は条件が定められています。省エネ性、耐震性、バリアフリーと法的な条件に従っていれば良質な住宅用家屋として、非課税の対象となります。細かい規定は工務店、工務店、住宅メーカーに相談して、設計の段階から配慮をしておく必要があります。
相続なので非相続人と相続人の間での合意、ま、た複数人での相続になると遺産分割協議書なども必要になります。税制面については、税理士などのプロに相談するなどして疑問を解消していきましょう。
クレバリーホーム東京の二世帯住宅
二世帯住宅の設計は、末永く快適に住むためには住居自体の機能、性能を高めることが大切です。多くのメリットを視野に入れながら、家づくりを進めていきましょう。建てる前に良く住宅メーカーと相談してからより良い住宅を建てることをおすすめします。
クレバリーホーム東京は、二世帯住宅での快適な暮らしを実現させたいという思いで、すべての住宅の建築の設計と施工に向き合っています。
インテリアコーディネータや設計者との打ち合わせを綿密にすればデザイン性も兼ねて機能的な二世帯住宅を設計すると有意義です。
根本にあるのは、限られた敷地における二世帯住宅での快適さの追求です。
東京を中心とした、敷地が限られた家づくりで・家族な豊かな空間を、居住空間の居心地の良さ・省エネ性・耐震性・耐火性・防犯性等の様々な面から価値を高める努力をしておりお届けしています。
参考になる二世帯住宅の事例がたくさんございます。ぜひご覧ください。
