収納テクニック必須な狭小住宅!収納のアイディアとコツをご紹介

スペースが限られている狭小住宅では、モノを少なくして使える空間をいかに増やすかがとても重要です。お部屋に散らかるモノを片付けるだけでは、部屋を有効活用することはできません。そこで大切なのが収納するテクニックです。

今回の記事では、今までの部屋を片付ける収納とは違い、利用できるスペースを生み出す収納アイディアやテクニックについて紹介します。狭小住宅における収納スペースについて気になることがある方は、ぜひ参考にしてみてください。

 

 

 

狭小住宅でおすすめの収納アイディア


収納アイディアと言われると、いくつ思いつきますか?収納アイディアはいくつか知っているものの、実際に試してみないとなかなか生活にフィットしたものは思いつかないですよね。

そこですでに狭小住宅に住んでいる方の収納アイディアをいくつか紹介します。

 

 

ダイニングキッチンの後ろを引き戸の収納棚にする

ダイニングキッチンが多くの狭小住宅では採用されています。

ダイニングキッチンの背面に、お皿やコップなどの食器だけでなく電子レンジやオーブントースターなどの家電製品を収納できる棚を設置する方法があります。こうすることで、調理スペースやリビングを広々と使うことが可能になります。また、すぐに電子レンジを使えたり振り返るだけでお皿を取り出したりと、料理の動作を減らすこともできます。キッチンの適切な環境を作り、効率的に料理ができるのは嬉しいですね。

 

鋭角スペースや変形スペースを収納棚にする

狭小住宅によっては、角度が鋭くなったり変形したりするような使いにくいスペースが生じてしまいます。そんな場所をそのままにしていると、かなりスペースが無駄になってしまいます。

あえてそういった部分は収納棚にしてみましょう。例えば、変形した部分に合わせて基盤となる板を置くことで、収納スペースを作ることができます。また、基盤の高さを調節することによって、収納場所を2段にすることも可能です。普段から活用しにくい場所をアレンジして、積極的に収納スペースに変身させてみましょう。

 

 

 

 

狭小住宅で必須の収納テクニック


狭小住宅を広く使うためにも、収納テクニックは必須です。狭小住宅に住むなら絶対に知っておきたい!収納テクニックは、早い段階で身につけておきましょう。

 

テクニック① 扉を空けたらすぐに使えるように収納する

お皿やフライパンなどを収納ボックスにしまう時、重ねたり空いているところに適当に置いたりしてはいませんか?その収納方法の場合、次に使う時にはモノをどかしたり別のところに置いたりして面倒な手間がかかってしまいます。

そこで、扉を空けたらすぐに使えるように収納することを意識して収納してみましょう。例えば、100円均一などに売っているプラスチックのカゴやケースを使うことで、縦に収納することができ物を重ねずに収納することができます。どこに何があるのか、が一目瞭然です。

 

テクニック② 1台で2役のものを使う

1台で2役の活躍をしてくれるアイテムを、狭小住宅には積極的に取り入れましょう。

例えば、収納機能が付いているイスやベッドなどは最適です。家具と収納機能が合わさることで、無駄な空間を作ることなくスペースを有効的に活用できます。

 

テクニック③ 家具の種類を揃える

種類を合わせることで、重ねて収納することができる物がたくさんあります。例えば、軽量のイスやカゴなどがこれに当たります。使わないイスは、スペースを奪うだけでなく空間に圧迫感を与えてしまいます。また、収納するためとはいえ、たくさんカゴがある場合もスペースを奪い、圧迫感があります。
使わない時に重ねて収納できる家具は、限られたスペースを広く活用するための強い味方です。

 

 

 

 

 

狭小住宅の収納術とコツ


これから狭小住宅を建てよう、と考えているのであれば、収納方法についてしっかりと考えておく必要があります。そこで、収納術が必要おける収納術とコツについてご紹介します。

 

 

ベッドの下を有効活用する

寝室にベッドを置く場合、ベット下のスペースを有効的に使いましょう。ベッドは空間を広く使います。その分のスペースを収納として活用できるだけで、たくさんのものを収納することができます。また、手軽に出し入れができることを考えると収納するのはキャスターが付いているものがおすすめです。

 

壁をそのまま収納棚にする

狭小住宅では、壁の存在がどうしても空間の広さに影響てしまいます。とはいえ、まったく壁をなくしてしまうと、生活しづらい空間にもなりまねません。

そこで、壁を収納棚として使ってみましょう。モノが収納できるだけでなく、飾るものを厳選しバランスよく設置することによって、おしゃれな空間を作り出すことができます。例えば、木箱を使って壁全体を収納棚にすることで、本を置いたりインテリアを置いたりすることができます。置き方次第ではお部屋をもっとおしゃれに見せることが可能です。設置の際は、ディスプレイしているものの落下によって怪我に繋がらないよう、十分に注意を払いましょう。

 

デッドスペースを無くす

狭小住宅は、使えるスペースが限られています。そのため、使えるところはすべて使いたいというのが家主の希望ではないでしょうか。そんな時は、無駄になっているスペースがないか探してみましょう。例えば、クローゼットの上の部分や、収納棚の上部の空間、階段下部分、などはデッドスペースになりやすい部分でもあります。まずは、無駄な空間ができていないかをチェックしてみましょう。

 

 

 

 

 

狭小住宅の収納に欠かせないおすすめアイテム


狭小住宅で上手に収納するには、便利グッズを使いこなしましょう。とはいえ、むやみやたらに商品を買ってしまうと、上手く利用できずにそのまま放置してしまうことになってしまいます。

そこで、収納には欠かせない便利なアイテムをいくつかご紹介します。

 

棚の高さに近いカゴ

ご自宅の棚の高さに近いカゴを買い揃えましょう。また、カゴごとに収納するモノや場所を決めることによって、定位置管理が可能になりそれだけでお部屋のきれいさを保つことができます。

カゴの色を単色でまとめたり配色を考えて置いたりすることで、おしゃれなリビングを演出することができます。

 

どこでも使えるつっぱり棒

つっぱり棒は、物を引っ掛けたりカーテンを設置したりすることができます。そのため、いままで何もなかった空間を、新たな収納スペースとして利用することができます。

適度に収納スペースを増やし定位置管理がなされることで、綺麗なお部屋を保つことができます。

 

S字フック

S字フックは、モノを引っ掛けられるので、新たに収納場所を増やすことができます。引っ掛けるのはもちろんですが、フックをカゴの端に取り付けることで、カゴ自体を引っ掛けて利用することができます。

 

 

 

 

狭小住宅だからこそ無駄のない収納を!


狭小住宅の収納についてご紹介しました。狭小住宅の収納スペースの悩みは、建築前も住み始めた後も、ずっと付きまとう問題の1つです。とはいえ、収納のコツやアイディアを知っているかどうかによって、スペースを有効的に使うことができます。建築の技術が進むことで、より効率的に収納できる未来が来るかもしれませんね。

狭小住宅の収納スペースに悩まれているのであれば、まず無駄になっているデッドスペースがないか確認することから始めてみましょう。

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監修者情報

高坂 昇

高坂 昇ou2株式会社 専務取締役 一級建築士

木造密集地域や防火地域において、木造ならではの施工性や設計の柔軟性、コストパフォーマンスを活かして木造耐火4階建て住宅(もくよん®)や、災害時の避難場所となる地下室や屋上を備えた災害住宅も提唱しています。

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