平屋と二階建て、二世帯住宅にするならどっち?

二世帯住宅

今後、二世帯住宅に住むことを検討している、という方の中には、どのタイプの家に住むか悩んでいる…という方は多いのではないでしょうか。二階建てや三階建て、平屋など、あらゆる形の家が最近は多くなってきています。そこで今回は、、二世帯住宅を建てる時に、どのタイプの家にしたらいいのかおすすめをご紹介します。

それをそれぞれのメリットとデメリットを見て、家づくりのヒントにしてみてくださいね。

 

 

 

 

平屋とは


広いリビング

平屋というのは、二階のない一階だけの住宅のことです。平屋は、すべてが同じフロアにあるので生活の動線が短くすむため、階段が必要ないので家が上下に分断されることもありません。

30坪ほどの家であれば、そのうち1.5坪ほどは、階段のスペースになりますが、平屋の場合は階段が必要ないため、その分LDKや部屋を充実させることができます。平屋はワンフロアのため、視線の抜けや奥行き感を出しやすく、そのため、家を広く感じることができます。

 

 

平屋のメリット

それでは、平屋のメリットについて見ていきましょう。メリットとしては、次のようなものが挙げられます。

・平屋はワンフロアなので動線が短く移動が楽であること
・階段がないため、生活が上下に分断されず、階段スペースを有効活用できること
・平屋は平面的な広がりが出るため、家が広く感じられること
・一階で生活を完結できるので、老後が安心であること
・平屋は構造的に強いこと

これらが代表的なメリットとなります。
特に、一番のメリットは、ワンフロアのみなので、移動が楽な構造ということです。平屋の場合は、老後に階段を上がって二階にある寝室に行く必要がなく、一階で必要なことをすべて完結できます。そして住み続けていく上でも、平屋はバリアフリーのものが多く、老後の安心もあります。

 

 

平屋のデメリット

メリットがある一方で、平屋にもデメリットはあります。平屋のデメリットとしては、次のようなものがあります。

・平屋は敷地や周辺環境の影響を受けやすい
・2階建ての家と比べると、同じ大きさであれば平屋の方が坪単価が高くなる
・平屋の中心部は暗くなりやすく、間取りの難易度が高い

これらが平屋の代表的なデメリットと言われています。
平屋の場合、1階部分しか無いため敷地や周辺環境の影響を受けやすいという特徴があります。特に平屋だと周りの2階建ての家から部屋の中が丸見えで視線が気になる、とか日当りがあまり良くない、という話は聞いたことがある方が多いのではないでしょうか。

これらは、都市部や住宅街で平屋に住む場合に起こってしまいがちな失敗例です。そのため、都市部で平屋を建てる場合は周りの家からの視線はどうか、日当たりはどの程度確保できるのか、などあらかじめ考えた設計にしましょう。

また、同じ30坪の家でも、2階建てと平屋を比べると平屋のほうが建築費が多くかかります。その理由は、平屋は2階建てと比べて基礎の面積や屋根の面積が増えてしまうので、その分費用が多くかかり、結果として家の価格も高くなってしまうからです。そのため坪単価も平屋の方が2階建てよりも高くなる傾向があります。

 

また、家の明るさは窓から取ることになりますが、平屋は大きくなればなるほど、家の真ん中付近には窓を設けることが難しくなります。そのため、廊下や家の中心に位置する部屋が暗くなってしまうケースもよく見受けられます。

 

 

 

 

二階建ての家


吹き抜け

多くの人が住み慣れているであろう二階建ての家。マンションやアパート暮らしが長い、という方にとってはあまり馴染みがないかもしれませんが、このタイプの家は生活空間が分けやすく、個々のプライバシーを守りつつ生活することができるのです。

 

 

二階建てのメリット

それでは、次に二階建てのメリットを見ていきましょう。メリットとしては、4つ挙げられます。

・費用が平屋に比べ安い
・外観形状に変化をつけやすい
・吹き抜けが設けられる
・冷暖房効率が良い

平屋に比べて、特に、土地にかかる分は二階建ての方が費用面で抑えることができます。ただ、一階と二階を同じ面積にしないと、余計に費用がかかってしましますので、そこだけ気をつける必要があります。

外観では、二階建ての方がバルコニーやガーデンルーフなど変化をつけやすい間取りです。平屋ではバルコニーを設けることが難しいですが、それが可能になります。そうすることで、室内の開放感を得ることができます。しかし、一階の音が二階に響きやすくもなるので、そこには何か対策が必要です。

二階建ては、外壁、床、天井の面積が小さくなるため、その分、熱の損失率がよくなります。また、作りによっては二階の床暖房が一階の天井を暖めてくれる場合もあります。

 

 

二階建てのデメリット

それでは、デメリットとしては何があるのでしょうか、見ていきましょう。

・階段が必要
・階段、二階窓が子どもにとって危険
・タレ壁や耐力壁が発生しやすい
・メンテナンス費用がかかる
平屋とは違って、二階建ての家には必ず階段が必要になります。上り下りが必要ということもありますが、費用面で考えても、平屋には必要のない建設費用がプラスされます。特に、小さい子どもにとって階段での転落は気をつけたいところです。また、二階の窓は位置が比較的低くなるので、窓に手摺りを設けないと危険な場合もあります。

そして、二階部分を支えるため、タレ壁や耐力壁が多くなります。これは、間取りを考える上でも、重要なことでもあります。壁を作りたくないところでも、壁が必要と言われる場合もあります。

 

 

 

 

 

平屋と二階建てをつなげた二世帯住宅


親世帯も充実

平屋の二世帯住宅や二階建ての二世帯住宅ではなく、平屋と二階建てをつなげた二世帯住宅という形もあります。これにより、同じ屋根の下にいながら、独立性を重視した二世帯を実現することができます。

玄関を入って、左右に親世帯と子世帯で分け、各住居にキッチンや浴室、トイレなどを設備することもできます。親世帯を平屋タイプにし、高い天井のリビングに、子世帯を二階建てにし、二階にリビングと子ども部屋を設ける、などの工夫をすることで親世帯の部屋への生活音の軽減も可能です。また、年配の親世帯でも、二階に上がる必要がなく、一階で全ての生活が完結できます。子世帯では、子ども部屋はもちろん、夫婦の書斎や広めのダイニングキッチンを設けることもできます。

親世帯のことを考えると平屋にしたいけど、子世帯のことを考えると二階建てにしたい、という家庭には是非オススメの二世帯住宅です。双方の独立性を重視できる上に、何かあればすぐにお互い駆けつけることができるという、平屋のメリットと二階建てのメリットを兼ね備えた二世帯住宅での生活が実現します。

 

 

 

 

結局、平屋と二階建て…どっちが良いの?


平屋と二階建てには、それぞれにとても有利なメリットがありますが、その一方でデメリットもあります。そのため、一概にどっちが良い、ということは言えません。しかし、各家庭によって、そのデメリットを解消できるはずですし、その解消できるデメリットは各家庭によって異なってきます。

平屋にするか二階建てにするかというのは、家庭の状況や二世帯住宅を建てる周りの環境などをよく配慮して決めることで、より生活のしやすい二世帯住宅を建てることができます。自分の家庭に状況にあった方のタイプで二世帯住宅を建てることをおすすめします。

 

 

 

 

二世帯住宅という新たな選択の第一歩に


平屋と二階建て、どちらもそれぞれにメリットとデメリットがあります。しかし、デメリットは、一生デメリットとしてあり続けるのではなく、解消することでメリットを活かしたより暮らしやすい住宅にもなり得ます。そのため、どちらにするのかを決めることはとても重要なことで、自分たちの家庭の状況にあった方を選びましょう。

また、各世帯の状況を知った上で、親世帯は平屋、子世帯は二階建ての方が良いと感じる場合は、平屋と二階建てをつなげた二世帯住宅も選択肢に入れてみるのも良いかと思います。

ぜひ二世帯住宅をご検討の方は、二世帯住宅に関する専門家が多く在籍するクレバリーホームにご相談ください。

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